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ヘルスケア

顔や体にできるニキビ|5つのタイプと特徴

顔や体にニキビができてしまうと、時に精神的にも大きなダメージとなります。特にニキビができやすい10代の時は、思春期も重なり、特に顔にできたニキビにつらい思いをしたという人もいるのではないでしょうか。

そんな厄介者のニキビですが、ニキビの中にも炎症を起こすものとそうでないものがあり、全て同じニキビというわけではありません。この記事では、ニキビのタイプと特徴についてご紹介します。

ニキビとは?

成長していく中で誰もが通る道であるニキビ。世界中の85%の人が、ニキビができた経験がある、もしくは現在進行形でニキビができていると言われています。ニキビは、10歳前後から30歳くらいの間までに特によくできると言われ、その多くが皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されることが原因です。特に思春期は、成長ホルモンや女性ホルモン・男性ホルモンの分泌が盛んなため、ニキビができやすい傾向にあります。

非炎症性ニキビ(白ニキビ、黒ニキビ)

若い人を悩ませるニキビの約70%が、非炎症性タイプのニキビと言われています。このタイプのニキビは顔や首、背中にできて市販の薬で治すことができます。

赤いニキビが顔にできている女性の横顔写真です。
©Pixabay/SharonMcCutcheon

炎症性ニキビ(赤ニキビ、黄ニキビ)

治ったかと思えばまたできた、と言う感じで繰り返し発生するのが炎症性ニキビで、約30%がこのタイプのニキビと言われています。炎症性ニキビは、何度も繰り返し発生してしまうことから、皮膚科での治療が有効です。

ニキビの種類

ニキビは、種類によって症状が違ってきます。また、ニキビは皮脂腺があるところであれば、顔だけでなく体にも発生し、お尻や腕、またデコルテにもできることがあります。

毛穴の目立つ小鼻の絵と、鼻パックで取れた角栓の絵です。

1. 黒ニキビ(非炎症性ニキビ)

多くの人が、一度は顔にできた黒ニキビとに悩まされたことがあるのでは。黒ニキビは毛穴が開き、角質や皮脂や溜まり酸化することで、黒ずんで見えてしまいます。

2.白ニキビ(非炎症性ニキビ)

顔にでき、小さくて白いプツプツが特徴の白ニキビ。白ニキビは古い角質が毛穴に詰まることでできると言われています。

3. 赤ニキビ(炎症性ニキビ)

小豆くらいの大きさで、丘疹とも呼ばれる赤ニキビ。黒ニキビや白ニキビとは違い、毛穴の中に溜まった皮脂内でアクネ菌が増殖し炎症を起こし、毛穴やその周辺が赤く腫れ上がります。

4. 黄ニキビ(炎症性ニキビ)

アクネ菌が繁殖し、重度の炎症を起こして黄色や白っぽい膿が溜まった状態が黄ニキビ。主に古い角質が毛穴に詰まった状態で、ニキビの最終段階とも言われます。

6. 嚢腫( 炎症性ニキビ)

炎症性の黄ニキビがさらに悪化し、皮膚の深部に形成されるのがこのニキビです。この場合は特に跡が残ることが多いため、皮膚科での治療が必要となります。

Backacne.JPG

皮脂汚れやアクネ菌の炎症によって起きるニキビは、肌の状態や生活習慣によって上記に紹介したように、さまざまな状態で現れます。なかなかニキビが改善されない、繰り返してできてしまうという場合は、炎症性ニキビの可能性が高いため、皮膚科での治療を受けることをおすすめします。メンタルにも影響を及ぼすと言われるニキビ、きちんと治療をすることで、心の負担も軽くすることができます。

また、大人になってからできるニキビは、ストレスによるホルモンバランスの崩れが主な原因と言われています。若い頃はニキビに悩まされなかったのに、社会人になってからニキビに悩まされているという人もいるのではないでしょうか。そんな時は、心が安まる時間を取るようにしてください。

出典: brightsideapotheken-umschaugesundheit.gv
プレビュー画像: ©facebook/Golden Beauty wholesales ©Media Partisans