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キッチン

皮剥きも楽々|ニンニクの賢い保存法

少し入れるだけでも料理に深みを与えおいしくしてくれるニンニク。おいしくなる秘密は食欲をそそる独特の香りだけではなく、実はニンニクにはうま味の元であると言われるグルタミン酸が多く含まれているからなのだそう。

しかもニンニクは料理の味の引き立て役だけでなく、体にも嬉しい成分がいっぱい。体力をつけてくれたり、体の疲労回復、また冷え性改善に美肌効果が期待できる優秀な食材です。

もはやキッチンの常備野菜とも言える存在のニンニクですが、みなさん保存はどのようにしていますか?今回は、ニンニクを長期保存でき、かつ扱いやすくなる保存の方法をご紹介します。

ニンニクは皮ごと冷凍して保存

ニンニクをまるごと買っても一回の料理で使うのは1〜2片。残ったニンニクから芽が伸びてきてしまうことがあります。そのため、買ってきてすぐ冷凍保存がおすすめ。

しかも、冷凍保存する時に事前の皮剥きは不要。皮ごと冷凍することで、風味をキープ、冷凍庫で6ヵ月程度保存することができます。

保存方法は、ニンニクを1片ずつバラバラにし、ジップロックなどの冷凍用保存袋に入れるだけでOKです。

皮ごと冷凍保存で皮剥きが楽々に

また、皮ごと冷凍保存のメリットは長期保存ができるだけではありません。冷凍保存することで、ニンニクの細胞壁が壊れるため、皮と実の間にわずかに隙間ができます。このため、ニンニクの皮が簡単に剥けるようになるのです。

ニンニクの皮むきは、薄皮が意外と剥がれにくく時間を要しますが、冷凍した後なら、数秒でつるんと剥けるように。また、冷凍した場合でも硬くならず、そのまま食べたり、料理に使うことができます。

ニンニクを冷凍保存する時、薄皮まで剥いてから保存しているという人が多いと思いますが、皮ごと冷凍してしまえば皮剥きの手間が少し楽になりそうですね。

ちなみに、ニンニクを切った時に手についたニンニクの匂いはステンレス製の包丁などを伝わせた水で洗うと、匂いがスッキリ取れるそうです。

ニンニクが使いやすくなる簡単保存法、ぜひ試してみてください。

ニンニクがたくさんある時におすすめなはちみつ漬けはこちらから↓

にんにくのはちみつ漬け

プレビュー画像:©︎Pinterest/Katrina Abraham
出典:トクバイニュース, ニチレイ