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Lifehacks

早々に日傘を手に歩く近所のおばあさん でもその秀逸すぎる理由を聞いた時「おばあちゃんの智恵袋か!」と叫びそうになった

4月7日、日本政府はコロナウイルスの感染拡大を受け、国内で感染者が急増している地域を中心に緊急事態宣言を発令しました。

感染拡大を予防する手段として、人々の間に浸透しつつあるのが「人と人との距離を取る」といった行動。以前にこの「ソーシャルディスタンシング」をWWFジャパンがユーモアたっぷりに呼びかけたことを紹介いたしましたが、狭い道路や駅周辺など人が比較的集まりやすい場所で、歩きながら人と一定の距離を取るのは容易ではありません。

そんな中、ある一人のお婆さんが取った行動が、あまりにもスマートだったと話題になっています。それがこちら。

ツイ主のS氏さん(@KanameShiga)はその姿に、

「『袖すり合うも他生の縁』と言いますが、その距離に気遣いが必要な状況で、強い言葉で言うことも傷つける事なく、日傘で自然に距離を取ることでその人の奥ゆかしさを感じました」

と感銘を受けたことをコメントしています。

一定の距離を保つためには、すれ違う者同士が互いに意識しなくてはなりません。しかし、誰もがこの「一定の距離を取る」ということを意識しているかというと、どうしても人それぞれの判断に任せられるとことになります。

このような場合、上手に声を掛けれれたらいいのですが、コロナウイルスにより心身が疲弊しがちな今、とっさにうまく言葉を見つけることができず、つい強い言葉になってしまうことも。また、言葉をかけずとも実際にこのような状況下、相手の意識がないために距離を保てず困った人、そして気遣いをしない人にイライラしてしまった人もいるのではないでしょうか。

そんな時にこのお婆さんの取った行動は、日傘をさしていれば言葉なくして自然とお互いに距離が取り合えるという素晴らしい方法でした。

日傘

この投稿に多くの人が共感。お婆さんの粋なアイディアにほっこりとしたという人も多くいました。

亀の甲より年の功とはよく言ったもので、年齢を重ね人生において様々な経験をしてきたからこそ、このような素敵なアイディアが思いついたのでしょう。日傘を使ったこのアイディアは、日差しが強い春の日焼け対策にもなります。外出の必要がある際は、日傘を持ち距離を取るようにしたいですね。

非常事態宣言が発令された今、一人一人が責任を持った行動をすることが、自分や周囲の人への感染リスクを下げ、この状況から一刻も早く抜け出す手立てとなります。