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冬の定番観葉植物！ポインセチアのお手入れの6つのポイント
ポインセチアは赤と緑のクリスマスカラーの室内観葉植物。冬のお部屋を明るく彩る花として親しまれています。
秋から冬にかけて売られているので、寒さに強い植物だと思われがちですが、実は原産地は熱帯メキシコ。寒さには弱いのです。
そのため、ひと冬で枯らしてしまう人が多く、お手入れの難しい植物だと思っている人もいるのではないでしょうか。でも、ポインセチアは基本的には丈夫な植物。コツを押さえて育ててあげれば、何年も美しく色づいた葉を長く楽しむことができます。
この記事では、ポインセチアを来年も楽しむために、守るべきお手入れの6つのポイントをご紹介します。
ポインセチアのお手入れの６つのポイント
1. 適切な置き場所
熱帯植物であるポインセチアは、暖かくて明るい場所を好みます。ただし、直射日光はほどほどに。また、風にも弱い植物です。場所を間違えると、ポインセチアは葉を落としたり、枯れてしまうこともあります。
ポインセチアが快適に過ごせる気温は15〜25℃。秋冬は室内の日当たりの良い窓辺などに飾ってください。暑すぎてもよくないので、暖房器具の近くに置くのはやめましょう。春になり暖かくなったら、屋外で育てることもできますが、気温が12℃を下回ったら、すぐに家の中に戻してください。夏は午前中だけ日が当たる涼しい室内に置くと良いでしょう。
ちなみに、赤い色がついている部分は花ではなく、変色した苞葉（ほうよう）です。苞の真ん中にある小さな黄色い塊が花です。
2. 水と肥料の与え方
ポインセチアの育て方で一番大切なのは水やり。土が湿りすぎているよりも、少し乾いているくらいがいいので、水やりは控えめに。土が乾いたと感じたときだけにしてください。
特に、2月から5月は生育を休止する時期。苞が緑色に変わるまでは、週に1回、少しだけ水を与える程度にして、乾かし気味に育てましょう。
ちなみに、葉が黄色くなるのは、土が湿りすぎているか、温度が低すぎるか（5度以下）のどちらかのサインです。
3. 植え替え
ポインセチアは毎年購入しなくても、きちんと手入れをすれば何年ももち、立派な低木に育ちます。大きく成長させるために、購入直後か、遅くとも晩春（5月）の成長期の始まりに植え替えをする必要があります。
植え替えの際にサボテンの土などを使うと、水をあまり蓄えず、加湿対策になります。また、大きくしたい場合は一回り大きな鉢に植え替えますが、新しい鉢が古い鉢より大きすぎないことを確認してください。大きすぎる鉢に植えると、苞葉が少なくなってしまいます。
4. 葉を赤くする短日処理
ポインセチアは春に色づいた葉を落とし、その後、深い緑色の葉が生えてきます。また赤く色づかせ、新しい花を咲かせるには、秋に光の当たる時間を1日12時間以内にする必要があります。そのため、10月以降は夕方からダンボール箱やバケツで毎日12～14時間、株を覆ってあげるとよいでしょう。短日処理は苞が赤く色づくまで続けます。
5. 切り戻し
ポインセチアの形が崩れてきたら、迷わず切り戻しましょう。木質部まで切り落として大丈夫です。葉の少ない新芽も同時に切り落とします。ポインセチアの剪定時期は、3月から5月の開花後すぐが最適。切り戻すと、すぐに再び芽を出し、たくさんの新しい葉がつくられます。剪定後は、ポインセチアが元気に育つために、少し明るい場所に置いてあげましょう。
ヒント：新芽をつぶさないように、できるだけ鋭利な刃物を使いましょう。
注意：茎から出てくる乳液には若干の毒性があります。気になる場合は、ライターの炎で切り口を簡単に塞ぐといいでしょう。
6.購入時の注意
購入する際には、よく色づいた苞の間につぼみがついている株がオススメです。つぼみがほとんど開いていたり、花が落ちてしまっている場合、この株はすでに花を終えています。また、葉が黄色い植物も買わない方がよいでしょう。屋外に置いてあったり、風通しの良い入り口付近に置かれている鉢もお勧めできません。ポインセチアは寒さに弱いので、持って帰るときには梱包に注意してください。
ポインセチアの手入れは、温度管理と水やりに注意すれば、それほど難しいものではありません。これらのポイントを押さえて、来年もまた鮮やかな色をお楽しみください。
観葉植物については、こちらでもご紹介しています。
出典： ndr, mein-schoener-garten
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