ちえとくをフォローする

Lifehacks

むくみ解消・防止に|レモンと緑茶の組み合わせがおすすめ

家でも外出先でも、温かいものから冷たいものまで、普段から何かと飲む機会が多い緑茶。これからの季節は、市販のペットボトル入り緑茶を冷やして飲んだり、茶葉から作る水出し緑茶が美味しい季節です。

緑茶の健康効果といえば、カテキン。カテキンは、植物中に数千種類あるといわれる「ポリフェノール」の一種で、緑茶の渋みの主成分です。ダイエットや、血圧、血糖値の抑制から、抗菌、抗ウイルス効果(インフルエンザ予防)にいたるまで、さまざまな効果があるといわれています。

また、カテキンの他にもお茶のうまみ成分であるテアニンには、リラックス作用があり、ストレス緩和や睡眠の質を改善する効果なども期待できるとも。そんな体に嬉しい効果を持つことで知られている緑茶ですが、ある組み合わせで飲むことで、むくみの解消や予防に体の代謝アップ、そして免疫力アップを促してくれるというのです。

その組み合わせが「レモン」「緑茶」。この2つを組み合わせたレモン緑茶を飲むと、体に嬉しい作用をもたらしてくれると言われています。レモン緑茶の作り方は以下の通り。

<レモン緑茶の作り方>

用意するもの:カップ1杯の場合
– レモン果汁 大さじ1
– 緑茶 150ml

レモン果汁は市販のもの、緑茶はペットボトルでもOK。市販のレモン汁は生のレモン果汁より酸味が強いので、量は味を見ながら加減してください。目安ではレモン1個分の果汁が約30ml(大さじ2杯分)となります。

まとめて作りたい場合:
– 水(1.5Lペットボトル) 1本
– レモン 1個(薄くスライスしておいたもの)
– 緑茶ティーパック 1袋

1. ペットボトルの水をマグカップ1杯分出して、濃いめに緑茶を淹れておきます。
2. ペットボトルの水に、レモンスライス2枚分の果汁を絞り入れます。
3. 残りのレモンスライスと淹れておいた緑茶をペットボトルに加え、軽く振って出来上がりです。

レモン緑茶で期待できる効果:

<むくみ防止、代謝アップ>
レモンはクエン酸を豊富に含んでおり、クエン酸には疲労回復効果の他にも、血液の流れを増進させて代謝をアップさせる作用があると言われています。そこに緑茶のカテキンによる利尿作用が加えられ、体に溜まった余分な老廃物や水分が排出され、むくみを解消してくれる効果が期待できます。

<抗酸化作用で免疫力アップ>
レモンに多く含まれるビタミンCは、強い抗酸化作用をもち、血流の改善や免疫力の向上、美肌効果などが期待できると言われています。さらに緑茶の茶カテキンには、ビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍の抗酸化力があると言われ、体の内側から若返ることができ免疫力アップにつながると言われています。
また、ビタミンCは鉄の吸収を高めると言われており、体内に酸素を回す働きをする鉄をサポートし、代謝の低下を防いでくれます。

<食べ過ぎ防止>
レモンの酸っぱい刺激は交感神経を高めて満腹中枢に働きかけ、空腹ホルモンの「グレリン」を抑え、満腹ホルモンの「レプチン」の分泌を促す作用があると言われています。

<便秘解消>
緑茶に含まれる茶カテキンとカフェインには、脂質代謝を活発にする働きがある他、カテキンには腸内の悪玉菌を抑制する整腸作用があるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。腸内環境が整うことで、便秘も解消され老廃物も排出されていきます。

これから気温が高くなり、本格的な夏になっていくにつれエアコンによる冷えによって静脈の血流が悪くなったり、暑さにより静脈の血管が広がり、血液が逆流しやすくなり、体にむくみの症状が現れやすくなります。夏の時期のむくみ防止や、湿気や暑さによる疲労回復、そしてダイエットにも効果の期待できるレモン緑茶が、体の健康維持に役立ちそうです。また、はちみつを入れて甘味を出したり、水を炭酸水にしたりなど、レモン緑茶はアレンジもできるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

冷たい緑茶の美味しい淹れ方を紹介したこちらの記事もぜひご覧ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/monpelove123