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家事

【冬は要注意】ロボット掃除機使用時に気をつけたいこと

自動で室内を動き、床の掃除をしてくれるロボット掃除機は、床掃除の手間が省けとても便利ですよね。

しかも最近では水拭き機能や清掃範囲の設定、カーペット自動認識機能など、さまざまな機能が備えられ、ますます便利な存在に。

また、室内で犬猫などのペットを飼っているという方であれば、ペットの毛問題から解放されたという方もいるのでは。

忙しい現代人の代わりに掃除をひっそりと、そしてサクサク進めてくれるロボット掃除機。
しかし、ロボット掃除機を利用している場合は、冬の時期あることに注意が必要だと言われています。

こちらの動画をご覧ください。

これは東京消防庁が公式YouTubeチャンネルで紹介したもの。動画では、ロボット掃除機が電気ストーブを動かし、家具に接触している様子を見ることができます。

ロボット掃除機が電気ストーブに接触し、ソファまで押して行く様子。
YouTube/東京消防庁公式チャンネル

また、別の動画ではコードが巻き込まれ、徐々にストーブの位置が変わる様子が写し出されています。

2019年、東京消防庁は実際に起きたロボット掃除機と電気ストーブの接触による火災を紹介。それを元にこの2つの動画を作成、注意を呼びかけています。

実際に起きた事例では、家主が外出中にタイマー設定されていたロボット掃除機が作動し、消し忘れていたと思われる電気ストーブに接触、出火したとされています。

ロボット掃除機には安全面を考慮し、衝突防止センサーや様々な機能がついますが、使う条件によっては今回紹介したような事が起こる可能性があります。家具などにぶつからなかったとしても、コードが巻き込まれた場合は、かなり損傷してしまうことも。

また、すぐに温まり手軽で使いやすい電気ストーブですが、うっかり消し忘れるということがないとは言い切れません。電気ストーブが寝具類・布団などの着火物に触れた場合、煙があがるまでの時間はわずか1分、5分足らずで火が出てしまうと言われています。

電気ストーブがついている時にお掃除ロボットがぶつかって、燃えやすい家具に接触してしまったら…と想像すると、恐ろしいですね。

先にも記載したよう、最近では万が一に備えた安全機能が搭載されています。また、各家庭によって使用するときは床になるべくものがないようにされていると思います。

しかし、取扱説明書を再度確認するとともに、万が一に備え利用する場合は電気ストーブが近くにないか、また電化製品のコードが掃除機のルートに出ていないか、しっかり確認して使用することを心掛けていきたいですね。

冬によくやりがちな電子レンジの失敗、以下の記事もご覧ください。
電子レンジでの過加熱に注意|電子レンジ火災の予防と対処法

出典:東京消防庁公式チャンネル

プレビュー画像:©︎Pinterest/chi-k