サーモンのパイ包み焼きレシピ

日本人にとって、鮭は身近な存在。塩じゃけはご飯の最高のお供ですし、蒸しても、生でお寿司や刺身にしていただいても美味しいですよね。今回は大きめのサーモンをパイ包み焼きにしたレシピを紹介します。フレンチの調理方法を参考に、ブリオッシュ生地とサーモンムースでちょっぴりお上品に仕上げてみました。材料があればお家でも簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。ガッツリ食べられるので、夕飯にもオススメです。バターの香りが食欲をそそります。

材料:

• サーモン　1切れ　大（約750~800g）
• ハーブ（パセリ、チャイブ、ローズマリー、タイム）みじん切り
• ライム果汁　1個分
• ライム皮　1個分
• 塩こしょう　適量

ブリオッシュ生地:

• 小麦粉　270g
• 生イースト　20g
• 牛乳　100ml　ぬるめ
• 卵黄　3個
• 卵　1個
• 砂糖　大さじ1
• 塩　小さじ2
• バター　95g　常温　角切り
• 打ち粉
• 塗り卵　（卵黄　1個　ぬるま湯　大さじ2）

サーモンムース:

• サーモン　150g （上記サーモンから切りとる）
• 塩
• ナツメグ
• チリパウダー　1つまみ
• 生クリーム　150g

作り方:

1. ブリオッシュ生地を作ります。生イースト、小麦粉大さじ3、牛乳大さじ3を混ぜ合わせます。イーストが反応し、泡がふつふつ浮いてくるまでまで暖かい場所で休ませます。残りの小麦粉をボウルに入れ、真ん中にくぼみを作ります。くぼみに先ほどのイーストミックスと卵黄、砂糖、塩、バターと残りの牛乳を入れます。全体をなじませ、なめらかになるまでこねてください。生地を丸くまとめ暖かい場所で二倍になるまで寝かせるか、一晩冷蔵庫で寝かせてください。その場合は冷蔵庫から取り出した後に再び軽くこねて、丸い形に整えてください。

2. オーブンを190℃に加熱します。サーモンを一度水で軽く洗い、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。そこからサーモンムース用に150gほど切り取り、キューブ状にカットしたら5分冷凍庫で休ませます。

3. 残りのサーモンを2つにカットします。ライム果汁をふり、塩こしょうで味を整えてから、両面にみじん切りにしたハーブをまぶします。こちらも冷凍庫で5分休ませます。

4. 次に冷やしておいたサーモンと生クリームでムースを作ります。サーモン、チリパウダー、ナツメグを混ぜ、少しずつ生クリームを加えながらピューレ状にします。なめらかでツヤが出れば完成です。

5. ブリオッシュ生地を長方形に伸ばします。冷やしておいたハーブ付きサーモンの一切れを真ん中に置きます。その上にサーモンムースを絞ったら、もう一切れのサーモンでサンドイッチし、ゆっくり押さえてください。

6. ブリオッシュ生地でサーモンを包んでいきます。

7. 卵黄とぬるめの牛乳を混ぜて塗り卵を準備し、ブリオッシュ生地に塗ります。暖かい場所でブリオッシュをさらに45分寝かせ、ナイフで格子状に切り目を入れます。予熱したオーブンで45分焼き上げます。

こちらが完成例です。真ん中から切ってみると…。

はみ出んばかりのサーモンで見た目のインパクトも強烈なパイ包み焼きレシピ。これひとつあれば、みんなのお腹を満足させてくれそうです。余ったらお弁当のおかずにしても良いかも？

おまけ映像の鮭とレモンのリゾットのレシピもお楽しみください。