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Lifehacks

女の子が初めての生理を迎えたら?世界の伝統文化はこんなに違う!

女の子が初めての生理を迎えたとき、日本ではお赤飯を炊いてお祝いするのが伝統。でも、最近では初潮のお祝いをしない家庭の方が増えているという調査結果も出ています。日本では生理は恥ずかしいものとタブー視されているのもあって、女の子本人がお祝いされることを「恥ずかしい」と感じてしまうため、この伝統が廃れていくのは仕方のないことかもしれません。


健康や美容にまつわる動画はこちらから!(記事の続きはスクロールしてご覧ください)

 


世界にも初潮にまつわる様々な伝統文化があり、その違いはとても興味深いものです。この記事では、初潮にまつわる伝統について実体験を語る各国の女性たちの声を集めてみました。

1. ガーナ

「固ゆで卵を丸飲みします。卵を噛むと赤ちゃんを殺すことになると言われ、卵を噛まないように注意しなければなりません」

Eggs

2. ブラジル

「ほかの国では知りませんが、ブラジルでは初潮を迎えると、家族と家族の親しい友人みんなに知らせます」

3. フィリピン

「母は私の下着を水だけで洗って、それで私の顔を拭きました。こうすると将来にきびができないのよ、と言ってました」

4. 英国

「母がケーキを焼かなくちゃと言いました(母はアイスランドとアメリカのミックス)。私はその考えにぞっとしました(私は英国育ち)」

5. クロアチア

「初潮の時は年配の家族が赤ワインを飲ませてくれます」

6. 南アフリカ

「大人の女性になったことを祝うパーティーを開きます。3日間家を出ず、それからプレゼントをもらうんです」

7. 日本

「初めて生理になったら、お母さんがお赤飯を炊いてくれます。父親や家族は娘が生理になったんだなと察するのです」

 
 
 
 
 
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8. イスラエル

「将来の生理を軽くするために、蜂蜜をティースプーン1杯舐めます」

9. 北米生まれ(両親は南インド出身)

「女の子は、一定期間、男性(父も兄も含む)を見ないと約束しなければなりません」

10. アラブ首長国連邦

「ものすごくたくさんの人が私を訪ねてきて、恥ずかしくていたたまれなかった。訪問客には男性もいたので!」

11. 米国

「私はフィリピンと米国のミックスで、これが一般的な文化なのかはわかりません。でも、初めての生理の初日は、湯船で誰かに水をかけてもらって、血や汚れ、悪運を洗い流すようにと母から言われました」

12. フィジー

「初めて生理になると、玄関先の床にチョークで線を描き、女の子はその線をまたいで家に入らなければいけないと聞いたことがあります。生理の日数分の線を引くそうです(一般的には3.5日)」

13. カナダ

「私はネイティブアメリカンとのミックスです。地方によって習慣が違いますが、私が聞いたのは、生理が始まると1年間はベリーを食べずに『ベリー断ち』をしなければならないということ。ベリーは集めますが1年間は保存して、1年後にお祝いとして周りの女性と一緒に食べるのです(もっと期間が長い場合もあります)」

14. マレーシア

「健康でいられるように、家族から生卵に油を混ぜたものを飲ませられました(嫌な味がしましたが、その後気分がよくなりました)」

15. カナダ

「スリランカ出身のおばあちゃんが階段で待っていて50ドル札をくれました。これまでの私の人生で最高の生理」

 
 
 
 
 
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Ein Beitrag geteilt von RH Numismatics (@rhnumismatics)

国や地域によって祝い方も多様で面白いですね。こうした豊かな文化を維持していくためには、生理についてもっとオープンに語れる社会にしていくことが大切なのかもしれません。こちらの記事も併せてご覧ください。

 

プレビュー画像: ©Pinterest/buzzfeed ©Flickr/Mo Barger