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寝坊から夢遊病まで:睡眠に関する9つの事実

睡眠は心身をリセットしてくれる大切な時間。

それは分かっていても、忙しいとつい後回しにしたり、週末に寝溜めしたりしがちです。でも、睡眠の目的は心と体の疲れを癒すためだけではありません。

この記事では、睡眠に関する9つの知られざる事実をご紹介します。

睡眠に関する9つの興味深い事実

1. 週末の寝坊は体に良くない

平日の疲れを取ろうとして、週末に寝溜めしていませんか?でも、寝溜めは実は体によくありません。睡眠リズムが極端に変化することで、体にストレスがかかり、その結果、疲れやすくなるだけでなく、体調を崩しやすくなるのです。平日も週末も、就寝時間は一定にするように心がけましょう(個人差はありますが、7時間程度がベストと言われています)。

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2. 短い昼寝のススメ

30分の昼寝は心臓病のリスクを減らし、パフォーマンスを向上させるという結論が、多くの研究で明らかになっています。ただし30分以上の昼寝は逆効果。目覚ましをかけて、短時間の昼寝でリフレッシュしてください。

3. 睡眠不足は肥満のもと

睡眠不足になると、内分泌系のバランスが崩れ、食欲抑制ホルモンが減少し、食欲増進ホルモンが増加するため、空腹感が増して食べすぎてしまうことがわかっています。また、血糖値のバランスも乱れるため、睡眠不足は糖尿病の危険因子とされています。

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4. 夢遊病者を起こしてはいけない

夢遊病(睡眠時遊行症)はストレスや不安、睡眠不足、薬や飲酒などが原因と言われています。夢遊病の症状が出ている時は強い刺激を与えて覚醒させようとすると、パニックになったり、攻撃的になることがあります。無理に起こそうとせず、ベッドにそっと誘導してあげましょう

5. 第一の眠りの後は大人の時間

昔、まだ住宅に電気のなかった時代には、夜9時ごろに寝て、夜中の1時ごろに起き、また寝るという二度寝が普通だったそう。夫婦は「第一の眠り」の後の時間を夫婦の時間に使うことが推奨されていました。こうすれば、同じ部屋で寝ている子どもたちに邪魔されずに、ゆっくりと二人の時間を楽しむことができるというわけです。

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6. 実は何度も目は覚めている

人は皆、夜中に平均28回目を覚まします。ただ、この覚醒は非常に短いので、私たちはそれを覚えていません。

7. 常に動き続ける

睡眠中に動かないと、体の血流が滞ってしまう恐れがあります。そのため、私たちは一晩に20〜30回ほど左右に転がります。ですから、ベッドは十分な大きさがあったほうがいいのです。

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8. 女性は一人で寝た方がいい

研究によると、女性は一人でベッドに寝たほうがよく眠れるそうです。一方、男性は恋人とベッドを共にするとよく眠れるそうです。異性愛のカップルは妥協点を探さなければなりません。

9. 寝る前の読書のススメ

寝る前に本を読むのが好きな人は多いでしょう。寝る前の読書にはたくさんのメリットがあることがわかっています。まず、寝る前に読んだ内容は普段よりも記憶に残ります。またストレス発散によりよく眠れる効果も期待できます。

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出典:sleep-hero , mdr , focus-arztsuche
プレビュー画像:© flickr/Marilylle Soveran