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スマホやパソコンにダメージを与えるNG行為6選

スマートフォンやタブレット、パソコンは、今や日常生活の必需品。特にスマホは手放せない!という人は多いのではないでしょうか。調査によると、15歳〜69歳の10人に8人がスマホを利用しているそうです。

そんな大切なデバイスを劣化やダメージから守り、長く使っていくためには、日頃のちょっとした気遣いが大切です。この記事では、スマホやタブレット、パソコンなどの寿命を縮めるNG行為をご紹介していきます。

スマホやパソコンにダメージを与える行為6選

1. 充電は「20%から80%まで」を目安に

スマホやタブレット、ノートPCは、充電時のちょっとした行動がバッテリーの寿命に影響します。まず、バッテリーを使い切ってからの充電はバッテリーを劣化させるので、バッテリー残量がゼロになる前に充電を始めるようにしましょう。また電池が100%の状態で充電し続けないことも大切。残量20%を目安に充電をはじめて、80〜90%程度まで充電するのがベストなのです。

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2. 水濡れ

携帯電話やタブレットは水濡れに弱いもの。デバイス内部に水が入ってしまうと重大なダメージを受けてしまいます。水辺で過ごすことが多い夏はもちろん注意が必要ですが、冬は気づかないうちに結露してしまうことがあります。結露は、寒いところからいきなり暖かい室内に入ったときなど、急激な温度変化により発生します。防水機能を備えた携帯電話であっても、内部に水滴がついてしまうと故障につながる恐れがあります。水漏れによる故障は保証の対象外ですから、高額な修理代が必要になってしまいます。

3. 持ち運び方

スマホやタブレットをポケットに入れて持ち歩く人は保護カバーを付けることをお勧めします。コインや鍵などがポケットに入っていると、ディスプレイに傷がついてしまう恐れがあります。また座る時にもスマホにダメージを与えないように注意しましょう。

ノートパソコンを持ち運ぶときは、強く揺さぶると小さな部品やプラグの接続部分が緩んでしまいます。衝撃にも弱いので、カバンに入れる時はクッションの付いたインナーバッグに入れるようにしましょう。

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4. 静電気

ドアノブをさわった時に「バチッ」とくる静電気は、多くの人にとってお馴染みの現象。パソコンやスマホは電子部品でできているので、静電気によるダメージを受けることがあります。電子機器に触れる前に静電気除去シートや金属などに触れて、電気を流してから使うようにしましょう。静電気が起こりやすい人のために、ストラップ式の放電グッズなども販売されています。

5. クリーニング方法

スマホやパソコンの画面を定期的にクリーニングすることは大切ですが、正しい道具を使わないと画面を傷つける恐れがあります。たとえば、コロナ禍でスマホを除菌しようとアルコールや漂白剤を使って壊してしまった人がいます。スマホやディスプレイのクリーニングは、専用のディスプレイクリーナーやマイクロファイバークロスを使うのが正解です。

Woman cleaning smartphone with wet wipe at wooden table

6. 極端な温度

スマホやコンピューターは、極端な高温や低温を嫌います。太陽の下やヒーターの上で温度が上昇すると故障の原因となるため、デバイスは高温注意の警告メッセージを表示し、保護モードに入ります。この警告を無視して放置すると、デバイスが永久的に破損する可能性があります。また、部品が熱に耐えられず溶けてしまうこともあります。(スマホの温度を下げる簡単な方法はこちらをご覧ください)

一方、低温下でスマホを使用するとバッテリー消費が早くなります。また、氷点下に長時間置いておくとスマホは壊れてしまいます。

ちょっとした気遣いでデバイスの寿命は確実に長くなります。上記の注意点を意識して、長く快適にデバイスを使っていきましょう!

プレビュー画像:©reddit/richtorious ©Media Partisans

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