その他の豆知識
この花だけは絶対に食卓に飾らないで 子供が中毒を起こしてしまう
植物は、私たちの心を癒します。
コロナ禍において、観賞用として、お家にお花や植物を飾り始めたなんて方も多いかもしれませんね。
けれども…絶対に、子供のいる家庭では置くことを敬遠してほしい植物があります。
それは、可愛らしい見かけから、世界的に人気のあるあのお花でした。
実際にそのツイートをご覧ください。
すずらんの毒ってあまり知られてない?
— HKL🌤️律儀な悪魔 (@hagoromo2705) May 1, 2021
花葉茎、全てに毒があるので、なるべく食卓には飾らないで。子供が中毒起こすと死亡率高いです。致死量は、体重1kgあたり0.3mg。青酸カリの約15倍の強さがあります。体内に入って1時間くらいで症状が出ます。
みんな気をつけて!
「すずらんの毒ってあまり知られてない? 花葉茎、全てに毒があるので、なるべく食卓には飾らないで。子供が中毒起こすと死亡率高いです。致死量は、体重1kgあたり0.3mg。青酸カリの約15倍の強さがあります。体内に入って1時間くらいで症状が出ます。 みんな気をつけて!」
症状は嘔吐、頭痛、血圧低下など、最悪の場合は心臓麻痺です。
— HKL🌤️律儀な悪魔 (@hagoromo2705) May 1, 2021
なぜスズランの事しか言ってないかというと、5月1日がスズランの日で、こっちでは親しい人に贈り合う習慣がある事。小さい花は食卓に飾りやすい為が理由です。有毒植物は身近にたくさんあります。ご自分やご家族、ペットを守るために一度調べてみてください🙇🏻♀️
— HKL🌤️律儀な悪魔 (@hagoromo2705) May 3, 2021
そのお花とは…そう、スズラン。
スズランには、コンバラトキシンやコンバロシドなどの有毒物質が含まれているそうです。特に根や花の部分には多く含まれており、体に入ると、嘔吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓麻痺などを引き起こします。ほとんどの症状は1時間以内に発症し、最悪の場合は死に至ることすらあるという恐ろしいもの。致死量は体重1kgあたり0.3mgで、青酸カリのなんと約15倍の強さがあるそうです。
ですから、花・葉・茎を食べないようにするのはもちろんのこと、スズランの花粉が飛んでくる場所に食べ物を置くことも避けたほうが良いでしょう。
また、スズランの有毒物質は人間だけでなく、ペットである猫や犬にとっても危険なものです。ベランダなどで、観賞用として置いておく分にはその危険性は高くはないかもしれません。
しかし可愛いからと言って、食卓などに置いてしまうのは特に危険。子供やペットがいるご家庭では、水の誤飲などがないようになおのこと注意が必要です。
ひょっとしたらすでにご存知の方も多いかもしれませんが、Twitter上では、「全然知らなかった!」なんて声も多く上がっています。
Twitterの人々の反応
鈴蘭の生けた花瓶の水の誤飲も死にます
— kuzu(くず)( ᷇🙏 ᷆ )低浮上 (@kuzukagonoura) May 2, 2021
昔々、もういつだったか覚えていないくらい昔、スズランを栽培して、毒殺に使うというTVドラマ(火曜サスペンス劇場的な何か)を日中の再放送で見たことがあり、しっかり記憶しました!(将来何かの役に立つこともあるかもしれないと←チガウ)しかし、青酸カリの15倍とは…猛毒ですね。
— マザリナード展裏口はこちらです (@Mazarinades_jp) May 1, 2021
養蜂場の近くにこれ生えてるだけで養蜂の許可下りなくなるくらいヤバい花
— 夜行性のゑびふらゐ🐍 (@chocolate3104ja) May 2, 2021
あのかわいい花の見た目で致死性の毒ってのが(牧場行くと家畜の誤食防ぐために取ったスズランもらえるとこあったとか)スイセンやアジサイも毒あるとか知られてないかも…
— しぇりりん(スイミン不足) (@m_sheririn) May 2, 2021
つい最近のニュース見て、覚せい剤で殺すくらいなら、すずらんや水仙の葉っぱ(確か毒だった様な?)で殺せば、うっかり間違えた。で済みそうなのになぁ…覚せい剤なんて一般家庭に無いもんでやるから…と物騒な事を思ってしまいました😅
— しもっち。タブレットバージョンアップしました😄 (@hanba_good) May 2, 2021
また、別名スズランスイセンとも呼ばれているスノーフレークも、全ての部分にリコリンやガランタミンといったアルカロイドが含まれる有毒植物。 葉っぱがニラに似ていることから誤食されることがあり、吐き気、嘔吐、頭痛、下痢といった中毒症状を引き起こします。
こちらにも注意が必要であると覚えておいて損はないでしょう。
小手鞠と鈴蘭水仙のドレス🌼👰♀️ pic.twitter.com/bnWejo5AhW
— Sakizo🎎 (@tebasakizo) April 30, 2021
いかがでしたか?
可愛い見かけのお花は、ひょっとするとその身を守るために強い毒性を発達させたのでは…なんてことを考えてしまいます。
スズランの毒性をすでに知っていた方も、お子様がいつ何時に間違って口にしてしまうか分からないので、室内には置かないほうが無難なのではないでしょうか。
以前紹介したペットに危険な植物の記事も併せてご覧ください。