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その他の豆知識

この花だけは絶対に食卓に飾らないで 子供が中毒を起こしてしまう

植物は、私たちの心を癒します。

コロナ禍において、観賞用として、お家にお花や植物を飾り始めたなんて方も多いかもしれませんね。

けれども…絶対に、子供のいる家庭では置くことを敬遠してほしい植物があります。

それは、可愛らしい見かけから、世界的に人気のあるあのお花でした。

実際にそのツイートをご覧ください。

「すずらんの毒ってあまり知られてない? 花葉茎、全てに毒があるので、なるべく食卓には飾らないで。子供が中毒起こすと死亡率高いです。致死量は、体重1kgあたり0.3mg。青酸カリの約15倍の強さがあります。体内に入って1時間くらいで症状が出ます。 みんな気をつけて!」

そのお花とは…そう、スズラン。

スズランには、コンバラトキシンやコンバロシドなどの有毒物質が含まれているそうです。特に根や花の部分には多く含まれており、体に入ると、嘔吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓麻痺などを引き起こします。ほとんどの症状は1時間以内に発症し、最悪の場合は死に至ることすらあるという恐ろしいもの。致死量は体重1kgあたり0.3mgで、青酸カリのなんと約15倍の強さがあるそうです。

ですから、花・葉・茎を食べないようにするのはもちろんのこと、スズランの花粉が飛んでくる場所に食べ物を置くことも避けたほうが良いでしょう。

また、スズランの有毒物質は人間だけでなく、ペットである猫や犬にとっても危険なものです。ベランダなどで、観賞用として置いておく分にはその危険性は高くはないかもしれません。

しかし可愛いからと言って、食卓などに置いてしまうのは特に危険。子供やペットがいるご家庭では、水の誤飲などがないようになおのこと注意が必要です。

ひょっとしたらすでにご存知の方も多いかもしれませんが、Twitter上では、「全然知らなかった!」なんて声も多く上がっています。

Twitterの人々の反応

また、別名スズランスイセンとも呼ばれているスノーフレークも、全ての部分にリコリンやガランタミンといったアルカロイドが含まれる有毒植物。 葉っぱがニラに似ていることから誤食されることがあり、吐き気、嘔吐、頭痛、下痢といった中毒症状を引き起こします。

こちらにも注意が必要であると覚えておいて損はないでしょう。

いかがでしたか?

可愛い見かけのお花は、ひょっとするとその身を守るために強い毒性を発達させたのでは…なんてことを考えてしまいます。

スズランの毒性をすでに知っていた方も、お子様がいつ何時に間違って口にしてしまうか分からないので、室内には置かないほうが無難なのではないでしょうか。

以前紹介したペットに危険な植物の記事も併せてご覧ください。

 
プレビュー画像:  / © Twitter/ tebasakizo