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今考えると恐ろしや|懐かしの昭和・平成の遊具10選

時代の流れとともに変化をする社会や暮らし。今となっては当たり前のことも、10年前、20年前は違っていたり、逆に昔は当たり前だったことが今ではありえない、なんてことが多々あります。

今回はそんな時代の移り変わりをひしひしと感じる懐かしいものをご紹介。みなさん、公園や学校で見かける遊具、昔はあったのに今はなくなっていると思ったことありませんか?そう、昭和・平成初期の時代に見かけた少々、いやかなり危なっかしい遊具たち。今回は、そんな今考えると恐ろしくなる、恐怖の遊具たち10選をご紹介。

危険すぎる遊具を全身で楽しんでいたあの時代、怖いもの知らずな昔の自分と思い出が蘇っておもわず笑っちゃう、そんな遊具たちです。

1.下の子が手を離したら終わりなぶら下がりシーソー

「離すなよ、離すなよ」

ブンブン飛んでる…

2. 遠心力を身をもって体験できる回転ジャングルジム

高速回転した時のスリルといったら、今考えると危険でしかない。

3. 回転ジャングルジムのさらに上をいく回旋塔

遠心力に縦方向の力まで加わるこの遊具の危険エピソードは、鳥肌もの。

4. 子供が高確率で落下する遊動木

左右に揺れるというシーソーのような乗り物のこの遊具は、元々端から端までバランスを取りながら歩くことで平衡感覚を養うなんて目的で作られたそうですが、またがって前後に揺らす遊び方が主流に。落下して丸太と地面の間に挟まる、周囲で遊んでいた子が跳ね飛ばされるといった事故が多発したようです。元々の目的も遊具にしては、無茶がありすぎな気がします。

5. 鬼漕ぎ続出な箱型ブランコ

勢いがついたブランコ上で、乗っている子供が急に立ち上がり落下、また外から押していた子供が戻ってきたブランコに体を強打という事故が相次いだそうです。設置当初は箱型なことから「安全ブランコ」とも呼ばれてたとか。どこがだよ…とつい突っ込みたくなる名前。

6. こちらも回転系なコーヒーカップ型回転遊具

とにもかくにも回転系が人気だった昭和の遊具。

この遊具はまだ現役のものがあるそうですが、速度が出やすい上に子供が立ち上がる危険もあるため、大人と一緒に遊ぶというのが必須です。

7. 遠近感が狂うジャングルジム

いくらなんでも高すぎんじゃないの…。

8. 通称「ぎっこんばったん」なシーソー

まだまだ現役で利用されているシーソーですが、上下に遊んでいる最中に急降下、お尻を強打…なんて思い出もありますよね。

ただ、シーソーは、地面とシーソーの間に足を挟んでしまい足を骨折するという事故も発生したため、現在ではシーソーが地面につかないスプリング式のものや、設置面の地面に緩衝材を設けているものが多くあります。

昔は地面にタイヤがなかったような気がします…そのおかげでSiriで衝撃吸収😇

9. 指が結構痛いチェーンネット遊具

こちらもまだ現役なものがある遊具ですが、落下して骨折やチェーンで手指を切断などという事故が発生し、撤去されつつあるようです。遊んだ後のあの手の鉄くささと赤茶の汚れが懐かしいですね。

10. 底がない滑り台「脇滑り」

脇を引っ掛けて滑るこの遊具、現役のものもありますが、落下の危険度高め。実体験はこちらも鳥肌ものです。

おまけ:角度が半端ない滑り台

こちらは大阪府箕面市にある「彩都なないろ公園」にあるダブルフリーフォール。日本唯一の真下に落下する滑り台です。その角度80度とほぼ直角。滑るというか、重力に任せて落下するそうです。怖っ!

事故数も多く、現在ではほぼ絶滅、または消えつつある昭和の遊具たち。遊具というだけあって、もともとは楽しむために作られましたが、過剰に勢いがついてしまったり、想定外の使い方で危険が明るみになったものが多いようです。怖いもの知らずだった子供時代、このような危険度の高い遊具で楽しんでいたとは、今だから笑えるものの、改めて考えると恐ろしいですね。みなさんはどの遊具で遊んでいましたか?

懐かしさが詰まったこちらの記事もぜひご覧ください。

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