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ご飯がふっくら|炊き込みご飯の具材を上に置いて炊く理由

食材の旨みがたっぷりで食べた瞬間に口いっぱいに美味しさが広がる炊き込みご飯は、肌寒さを感じる季節に食べたくなるメニューです。

特に秋は美味しいきのこや山菜をたっぷり使ったり、旬のさんまを使った炊き込みご飯が美味しいですよね。

炊き込みご飯を美味しく作るコツとして、よく聞くのがお米を事前にしっかり吸水させておくこと

味付けに使用する醤油や塩を入れた水だと、浸透圧が高くなり水分が米粒に入っていくことができません。そのため、吸水させて一旦ザルにあげてから調味料を入れた水で炊きあげるのが炊き込みご飯のコツと言われています。

そしてもう一つが、炊き込みご飯の具をお米と混ぜずに上に置いて炊くことです。

炊き込みご飯のレシピを見ると、最後に切った具材を上に広げ入れるとあるため、なんとなくそうしていると言う方もいるのではないでしょうか。実は、この具材の置き方もご飯を美味しくふっくら炊き上げるポイントになっています。

炊き込みご飯の具材を入れた時、つい重ねておいた具材にしっかり中まで熱が通るか、また味がつくか心配になり、お米と具材を混ぜてしまったことありませんか?具材とお米を混ぜてしまうと、炊飯器内でお米に上手に熱が回らず、ご飯に芯が残ってしまうことに。そのため、美味しく炊き上げるには具材は必ずお米の上にのせて炊き上げるようにします。

また、鶏肉など火の通りにくい食材や味の染込みにくい食材はつい混ぜ込みたくなりますが、その時は食材をあらかじめ小さく切っておくことで、上に乗せても火を通しやすくすることができます。

入れて炊くだけ、手軽にできる炊き込みご飯は、お米も具材もふっくら炊き上がると美味しさもまた格別ですね。

入れて炊くだけ簡単なさつまいもご飯のレシピはこちらで紹介しています↓

プレビュー画像:©︎Twitter/momorinpapa0524