料理のヒント
時間がない時にもおすすめ|鶏胸肉を柔らかくするコツ
低カロリーで高タンパク、ダイエットにもぴったりの人気の鶏胸肉。しかも価格も安価なことから、体にもお財布にも優しい優秀食材です。
でも、鶏胸肉はもも肉に比べ脂肪分が少なく水分がとても多いため、火を入れるとパサパサになってしまい、ジューシーさに欠けてしまうのが難点。またパサパサして硬くなると、せっかくのお肉が固く味気ないものになってしまいます。
そこで今回は、鶏胸肉をジューシーで柔らかくする切り方のコツをご紹介します。
鶏胸肉を柔らかくするポイントは繊維
1枚の鶏胸肉をよく観察してみると、繊維の向きが3種類存在していることがわかります。この繊維の向きに包丁でお肉を切ってしまうと、繊維の弾力が残ってしまい、調理した時に硬い食感になってしまいます。
そのため、硬い食感をなくすには、繊維を断ち切るように切るのがポイント。こうすることで、鶏胸肉を食べたときによくある、硬くキシキシする食感がなくなり、ジューシーな柔らかいお肉にすることができます。
鶏胸肉を美味しく調理するコツはたくさんあるのですが、そのうちのひとつが切り方です✂️
— 【公式】究極のブロッコリーと鶏胸肉の店長 (@qbtjpn) October 18, 2021
よく見ると鶏胸肉には繊維が通っているので、それが短くなるように、繊維を断ち切るようにカットしてください🔪🥩
お肉が崩れやすくなり、柔らかく感じることができますよ🍖
ぜひ一度試してみてください👨🍳 pic.twitter.com/Pizm693Amd
それでは、詳しい切り方を説明します。
<鶏胸肉を柔らかくするカットの方法>
①鶏胸肉を繊維の方向ごとに3つのブロックに切り分けます。
②各ブロックの繊維に対して包丁を垂直に当て、切り分けます。切り分けた鶏肉の1本1本の繊維が短くなり、柔らかい仕上がりになります。
赤い線にそって切ると鶏むね肉の繊維が短くなりやわらかくなります。
— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) March 25, 2021
さらにオイル漬けにすると鶏むね肉の水分が保たれ、プルップルに焼き上がります。 pic.twitter.com/ezUWC0yWF5
また、この後調理した時に水分が逃げないよう砂糖や片栗粉でコーティングすると、さらにふっくらと仕上げることができます。
#鶏胸肉
— 元岡直子|産前産後サポート (株)きらり代表 (@kirari_Kurakuen) November 1, 2021
胸肉をジューシーにする必殺技!昔NHKの朝イチで紹介されてました。
①鶏肉を繊維に沿って3パーツに切り、次は繊維に逆らって1センチ幅に切る。
②爪楊枝でたくさん穴を開ける。
③水100ccに塩小さじ2/3、砂糖小さじ1を入れて混ぜ、6時間胸肉を漬け込む。
後は粉をまぶして焼いたら絶品! pic.twitter.com/y9lpGzW7rt
鶏胸肉を柔らかく仕上げるには、塩や砂糖、水で作るブライン液に事前につけておく方法もあります。ブライン液につけておく事で、鶏胸肉の水分量をアップさせ、さらには水分をお肉の中に閉じ込めることができます。ただ、ブライン液を利用する場合は事前のつけ置き時間も必要となってきます。
そのため、漬け込む時間が待っていられないという時や、買ってきてすぐ調理したい時などは、今回紹介した繊維を断ち切る方法がぴったりですね。
今日のレモンチキンはとっても美味しかった
— あまね (@k_shyness_o) October 8, 2020
繊維に沿って細切りした鶏胸肉を四角になるようにトントンって切って、酒に漬けた。それを片栗粉まぶして焼いて、レモン汁回しかけて絡めるだけ。いつもと同じだけど切り方変えたら食べ応え出て柔らかくて美味しいやつになった。💮#おうちごはん #食事 pic.twitter.com/yfy01fJRJf
鶏胸肉を使ったレシピや、美味しい食べ方など以下の記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。
・パサつかずジューシー!塩水を使えば鶏胸肉がふっくら柔らかくなる
・下ごしらえ不要|鶏むね肉を一番おいしく焼き上げる30分チキン
プレビュー画像:©︎Twitter/kirari_Kurakuen
出典:ESSE Online, トクバイニュース
