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Lifehacks

いつも通りチャイルドシートに子どもを乗せたのに妻からすごく怒られた 理由を聞いて冷や汗が出た

マイカーで年末年始に子どもを連れて実家に帰省した方も多いはず。でも子どもをチャイルドシートに乗せていたとしても、もしかしたら知らずのうちに子どもを危険な状態に晒していたかもしれません。ここ数年冬場のチャイルドシートの取り扱いについて専門家が警鐘を鳴らしているのです。

子どもをチャイルドシートに乗せる際、ダウンジャケットや厚手のコートなどを着せていませんか?冬場なんだから当たり前、と思うかもしれませんが、実は冬物の厚手のコートやジャケットの上からハーネスを締めても十分な締め付け効果が得られないのです。これではチャイルドシートの効果は半減してしまいます。

チャイルドシート

下の動画をご覧いただけばわかるように、厚手のコートを着たままでは大人の拳が入るほどハーネスと子ども体の間に隙間が生まれています。

 
これではハーネスが子どもの体を固定できないため、車が急ブレーキをかけたり、追突、衝突などの事故に遭遇した場合、子どもの体は前方に大きく飛ばされます。チャイルドシート から完全に放り出される場合もあるのです。アメリカのニュース番組が実施したテストでは、厚手のジャケットを着せた子どものダミー人形は、ハーネスをかけたにもかかわらず大きく前方に放り投げられています。
 
 
チャイルドシートに子どもを乗せるときは、厚手のコートやスキージャケットは脱がせてからハーネスを締めなければ危険です。ハーネスと子どもの間には指が2本入るくらいの余裕は確保してしっかりと固定してください。

子ども

チャイルドシート は6歳未満の子どもには着用義務があります。でもJAF(日本自動車連盟)などでは、車のシートベルトは身長140cm以上の人を対象としているので、6歳位以上でも身体の小さな子どもには、チャイルドシートやジュニアシートを使うことを推奨しています。
警察庁によればチャイルドシートの使用率は70.5%ですが、子どもを適切に着座できていたのはそのうち約4割。こちらの記事から正しい取り付けのポイントもあわせてご覧ください。