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ヘルスケア

夏の季節の厄介なあせもへの対処法

蒸し暑い夏に悩みの一つとなるのが、首周りや脇の下などにできるあせもです。プツプツとした赤い湿疹ができ、かゆみが強いあせもができてしまうと、かいていはいけないけど、かきむしりたくなる衝動にかられますよね。この記事では、家でできるあせものセルフケアついてご紹介します。

あせもができたらどうする?

正式には汗疹(かんしん)といわれるあせもは、よごれや大量の汗によって汗腺の出口が塞がり、汗を体外へうまく排出できなったときに、汗腺から真皮に汗が漏れ出て、炎症が起きることで発生します。あせもは汗をかきやすい夏に発生し、赤い湿疹に加え、激しいかゆみを伴います。皮膚を清潔に保てば数日で自然治癒すると言われるあせもですが、家でできる簡単なセルフケアであせもを早く治すことができます。

冷却

あせもをできるだけ早く治したいという場合は、あせもを冷やすのが効果的です。あせもを冷やすことで、かゆみや湿疹を和らげることができます。あせもができた場所に冷たいシャワーをかけるか、保冷剤や氷を当てるようにします。保冷剤や氷を使う際は、タオルなどに包んで直接肌に触れないようにしてください。

ヒント:敏感肌の場合は、冷却時間が長いと逆に肌に刺激を与えてしまうため、冷やす時間は短めにしてください。

ベビーパウダーやヒーリングクレイ

ベビーパウダーには汗を吸い取り皮膚をサラサラに保つ働きがあります。また、純度の高い粘土鉱物を天日干した後、パウダー状に粉砕したヒーリングクレイもおすすめです。ヒーリングクレイを使う場合は、水と混ぜてペーストを作り、あせもができている患部をパックするように使います。15分待ったら、洗い流すようにしてください。

りんご酢

りんご酢には、抗菌作用があるだけでなく、汗腺の詰まりを改善する作用があり、あせもの改善・予防に役立ちます。りんご酢大さじ3杯と水1リットルを混ぜ、朝と夜にあせもができている患部を洗うようにします。

赤ちゃんのあせもの場合

肌が敏感なため、赤ちゃんや子供に特に多いといわれるあせも。赤ちゃんや子どもは汗腺の密度が大人よりも高く、体温も高いので、新陳代謝が活発で汗をかきやすいと言われています。そのため、着ている服が暑すぎたりすると、たちまち汗をたくさんかいてしまい、あせもになってしまうことも。

赤ちゃんや子供にあせもができた場合も、肌を清潔に保ちつつ、上記のセルフケアで対処することができます。

また、子供に頻繁にあせもができるという場合は、衣類を工夫し暑い日には通気性がよく、吸湿性のある服を着せるようにします。また、外へ遊びに出かける際に、今では欠かせない日焼け止めクリームですが、汗腺を塞いでしまわないように、ウォーターベースの日焼け止めを使うことをおすすめします。

注意:あせもの湿疹やかゆみがひどいという場合は皮膚科を受診するようにしてください。

体にできる湿疹やニキビについて、以下の記事もぜひご覧ください。

出典: utopia
プレビュー画像: ©Pinterest/Tikli.in