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知っておくと役立つ防犯アイデア・豆知識

日頃から犯罪対策に気をつけていても、普段の何気ない行動が犯罪者の目に留まっていることがあります。気づいた時にはもう手遅れ、自分の大切なお金や貴重品が盗まれてしまったり、ひょっとすると身体に危害を加えられてしまうケースもあります。

そんな悲劇を防ぐため、気軽に実行できる防犯アイデア、または、こんな犯罪に特に気をつけて!というものを集めてみました。

1. 鍵に鈴はつけないで!

鍵に鈴をつけている人、いませんか?

鈴をつける理由には色々あり、単純に「可愛いから」なんて理由からつけている人もいれば、カバンの中で音が鳴るから鍵があるとすぐに確認することができる、または盗まれた時に気づきやすいようにする、といった防犯上の理由でつけている人もいるようです。

しかしそれが思わぬ逆効果となってしまうことがあります。

その危険性を紹介しているツイートがこちらです。

そう…鍵に鈴をつけていると、その人の1日の行動パターンが筒抜けになってしまうのです!

これは部屋の主の留守を狙う空き巣には好都合ですし、ひょっとすると変質者やストーカーにも、自分の生活パターンを把握されてしまうかもしれないと思うと、ゾッとしますね。

特に一人暮らしの女性は気をつけて!

2. 撮影する不審者

近所のコンビニや薬局から出た瞬間、遠くで不審な人物がこちらを向けてスマホのシャッターを切っていたら…それは危険信号かもしれません。

多くの人が「たまたま自分が写真に写ってしまっただけかな」、「自分を撮影していたという確信はないし、自意識過剰かも」と思い、そのまま流してしまうかもしれません。

しかし、こうした不審者は、スーパーや薬局など、生活圏でないと買い物をしないような場所で車中から女性の写真を撮影し、「闇掲示板」に「××市の××周辺にこういう女性がいます」などと載せている可能性があります。そしてそういったサイトに写真を載せられた女性がターゲットになる犯罪が増えているのです。

もし遠くからでも「撮影されてしまったかもしれない」と思ったら、迷わずに警察に相談した方が良いでしょう。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

3. 帰宅してドアに手を伸ばした時は要注意

まずはこちらの動画をご覧ください。

お分かりいただけましたか?

フードをかぶった不審な男性が、アパートの住人である女性が帰宅してきて、鍵を開けドアを閉めかけた瞬間を狙って、力づくでドアを開けようと試みています。

さいわい、女性がすみやかにドアを閉めたため、この動画では空振りに終わっているようですが…もしこんな不審者が家に押し入ってきたらと思うと本当に恐ろしい!

このようにアパートの住人のふりをして扉を無理矢理こじ開けようとしてくる不審者をブロックするには、

・一人で帰宅する際は、度々周囲や背後を振り返り、不審な人物につけられていないか確認

・自宅に到着する前に周囲を見渡し、不審な人物がいないか確認

などといったことに注意する必要があります。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

4. 車に乗ったらすぐにロックして!

生活する上で、車が欠かせないなんて方もいるでしょう。スーパーでたくさん買い物をして、自分の車に乗り込んでホッと一息。そんな瞬間に、注意してほしいことがあります。

なぜなら、こんな事件が多発しているからです。

不審者が急に車の後部座席に乗り込んでくることがあるのです!車内という密室で不審者と二人きりになるのは大変危険、脅されて金品を盗られたり、最悪の場合、そのまま拉致されてしまう危険性もあります。
たとえ男性であっても油断は禁物。不審者に乗り込まれてしまったら、追い出そうと対峙するのは危険です。相手が凶器を持っている可能性もあるので、急いで車から逃げ出して周囲に助けを求め、通報しましょう。

くれぐれも、車に乗ったらすぐにロック。これを忘れないでください。

5. SOSの伝え方

どんなに外で身構えていても、防ぐのが難しいものがあります。それは、家庭内暴力。

身近に安全を脅かす存在がいる状況で誰かに助けを求めたい時は、(たとえばビデオチャットなどでも)このハンドサインを使って助けを求めてください。

 
 
 
 
 
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Ein Beitrag geteilt von Canadian Women’s Foundation (@canadianwomensfoundation)

1. 手のひらをカメラに向け親指を手のひらに押し込みます
2. 残りの4本を親指の上に折りたたみます

このサインは世界共通で、無言のまま助けを求めることができることから、ドメスティック・バイオレンスに対抗する手段として大きな注目を集めています。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

6. 街中で不審者に付きまとわれたら…

街中で不審者に後を付け回されていると感じたら…

街にいる友達グループ一行に、友達のフリをして合流してしまうのも手です。グループが不穏な空気を感じ取り、うまくかくまってくれるかもしれません。

実際に韓国では、不審者につきまとわれていた女性が、YouTubeのライブ配信をしていた若者グループの中に友達のふりをして飛び込み、難を逃れたというケースがあります。

(その時の動画はこちらです)

詳しくはこちらの記事をお読みください。

どれだけ気をつけていても、犯罪に巻き込まれてしまうこともあります。しかし少なくとも、このような犯罪が存在しているということを認識していれば、護身の役に立つのではないでしょうか? 防犯に役立つ情報を日頃からアップデートし、自分の身は自分で守ると意識することで日常生活に潜む犯罪被害に遭うリスクを下げることができます。

プレビュー画像:  / © Twitter/ konnyaku256
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