Lifehacks
昔は人で賑わった…日本各地で目撃された廃墟10選
かつてはたくさんの人々で賑わい、活気で満ちていた場所だった廃墟には、ノスタルジックで、どこか不気味な雰囲気が漂います。時代に取り残されひっそり佇むその姿には、かつての輝いていた時代の面影を残しつつ、なんとも言えない寂しさを感じずにはいられません。今回は、廃墟と化した日本各地のかつての人気スポットをご紹介します。
1. 奈良ドリームランド
これは敷地外から撮った奈良ドリームランド(2012冬、解体済み) pic.twitter.com/gHlsBkpPBn
— 愉月 (@yutsuki_c) November 5, 2021
ディズニーを意識したと言われる遊園地ですが、経営がうまくいかず閉園。現在は更地になっているそうです。
【プレイバック奈良】#6
[2006年8月31日] 奈良ドリームランド閉園1961年開業し、最盛期には年間160万人が訪れた、「奈良の夢の国」。
ディズニーランドを意識して作られたそうです。途中からダイエーが経営するようになり、ドムドムもありました。奈良県民なら一度は行ったことがある?? pic.twitter.com/Uta1oJBuF4— 奈良ローカル情報局 (@naralocalbot) April 28, 2019
2. 栃木県 ウエスタン村
日光、鬼怒川の入口に「ウエスタン村」という休止中(廃止ではなくあくまで休止なんだってさ)のテーマパークがあるのだけど、
あれ、サバゲ場になったら流行る予感するんだけどなぁ。改修不要、
敷地は広大、
西部テイストな建物たくさん、
遠くから来た人にも周辺に遊び場も宿もいっぱい(・∀・) pic.twitter.com/5ywhDazNxj— あっくん (@mijinko171) November 5, 2019
こちらは2006年12月7日より長期休園中なのだそうです。かつては時代劇のロケ地にもなったほど。
失礼します。このウエスタン村は35年前の必殺スペシャルロケ地としても使用された場所でもありますね。 pic.twitter.com/nW6PYdeCm8
— 猫屋 (@necoya2011) November 5, 2019
3. 岐阜県 リバーサイドモール
実は廃墟にしては比較的新しい建物。なんとオープンは2000年、その後2011年に閉鎖。
巨大ショッピングモール廃墟 その1
撮影ストックを見ていたら、結構見どころが多くて、脳内はお祭り気分です? pic.twitter.com/I9CMQxUKlF
— あお (@bblueslice) August 3, 2018
この地方で初のアウトレットとしても人気を誇ったかつてのショッピングモール。2000年にできたというのに、こんなにも朽ち果てるのですね。
ショッピングモールが廃墟になると、なかなか壮絶。 pic.twitter.com/EGxNkjhQVg
— よごれん (@yogoren) October 7, 2020
現在は解体され、イオンに生まれ変わっているそうです。
4. 岐阜県 LCワールド
今はなきリバーサイドモールに程近いこちらのショッピングモールは、生きる廃墟として一時ネットで話題になっていた場所。
LCワールド本巣の生ける廃墟っぷりが凄い。107テナントあったのが、本館では食品スーパーの1テナントのみに。そのスーパーも営業を大幅に縮小し、無人でたまねぎを売ってるだけ。たまねぎを売るためだけに巨大モールが開いてるという不思議。 pic.twitter.com/VVt3uixSUF
— よごれん (@yogoren) September 10, 2016
1990年代に開店し、2016年に閉鎖。当時あった玉ねぎのみの無人販売という怪の真相は、テナントの食料品店が契約上、最低でも1種類は商品を売る必要があるために、傷みにくく無人販売に適するタマネギを売っていたとのこと。現在はLCワールド本巣(2代目)として、復活を遂げたそうです。
5. 北海道 雷電温泉
なんかの建物と廃ホテル
#廃墟 pic.twitter.com/VFqq7suhUZ— ?チェルシー? (@sa0rinnn3223) April 13, 2019
1963年に開湯した北海道西部の雷電温泉。断崖絶壁の雷電海岸を望む温泉地としてかつては人気を集めましたが、その後街は衰退の一途をたどり廃墟の温泉となっています。また、廃墟となったホテルは解体され、2019年までに全ての温泉施設が閉館したそうです。
雷電温泉が解体されていると耳にした。
この建物から見える海がとてもキレイで忘れられない。
ここに巣をつくっていたツバメたちは住みかを失われどこへいくのか…#廃墟 pic.twitter.com/XhiL8lCZUg— 稲川 (@inagawaprpr) February 7, 2021
6. 滋賀県 甲賀ファミリーランド
生きてるみたいだろ。これ風で回ってるんだぜ。#廃遊園地#お前よくぞそんなもん撮ってたな選手権 pic.twitter.com/IzHsAiFQMk
— 鬼束7段 (@7dan) January 16, 2021
1970年代に開園したといわれる滋賀県の遊園地ですが、交通の便が悪く、業績の悪化によって10年あまり経った1985年に閉園。現在は全ての遊具が撤去され一部の建物が残るのみだそうです。
7. 福井県 ワンダーランド
なんやココ…悪夢でも観てるんか?? pic.twitter.com/XZfIeCuiwx
— 蜂鈴 (@8Rinn) August 22, 2019
1990年代に開業したものの、2013年におきたジェットコースター事故により多くの遊具が停止状態。建築基準法違反により使用を禁じられている建物がある他、有名キャラクターに類似したキャラが使用されていることで問題となり、営業規模を縮小。多くの遊具が停止した状態で開園していたことから、「生ける廃墟」として話題でした。現在は、解体され更地になったそうです。
8. 北海道 石炭の歴史村遊園地アドベンチャー・ファミリー
2018/04/30
— なんやいね出雲 (@oqufj) April 30, 2018
夕張市 石炭の歴史村公園
何もかもが色褪せて見えました。かつてバラ園や遊園地があったとは思えない惨状。想像以上の廃墟具合でした。 pic.twitter.com/D6GcdNX8v0
北海道夕張市にある広大な夕張炭鉱の跡地を利用して作られたテーマパーク。1983年開園し、2006年夕張市の財政破綻の前に閉園。その後野ざらしのまま、2008年解体・撤去されたそうで、現在はわずかな遺構のみ残されているようです。
9. 北海道 夕張自動車教習所
こちらは山の中で朽ち果てるかつての自動車教習所跡。
夕張自動車教習所跡地
たまたまお会いした管理している方に許可をいただき撮影した。もうじきこの跡地も無くなること、今は珍しくなったLED式では無い信号機をわざわざ東京から回収しにきた物好きな人がいたことを語ってくれた pic.twitter.com/UGZiKnpTex— てつを (@Takotiha) July 22, 2018
今年、夕張と言えばJR廃線だけど、昨年の今頃は、大雪で崩壊した夕張自動車教習所がTLの話題でしたな。
その後、立ち入り禁止になったんだっけ?
(写真は一昨年撮影) pic.twitter.com/T6cg5P43gb— HT(さっぽろEB312・JM8IYZ) (@hicyorigamba1) March 20, 2019
現在は建物は解体されています。
倒壊しかけてた夕張自動車教習所、さっき確認したらついに取り壊されてしまってました
思い出の場所が…? pic.twitter.com/9fbNnQfgpR
— 柳生蒼 (@yagyuusou) September 19, 2018
10.東京都 奥多摩ロープウェイ
3/24撮影 湖畔に佇む@奥多摩湖ロープウェイ三頭山口駅跡
阿須を出た後は久しぶりに奥多摩湖エリアへ
高度経済成長期の遺物で、さながら「兵どもが夢の跡」といった感じでしょうか・・・ pic.twitter.com/gLZK5689IJ— フォトの伊吹 (@komano_photo) March 25, 2019
1962年に開業、その後1966年に冬季休業として休止、1975年に正式に運行休止して以降、休止状態が続いています。現在もなお撤去費用などの問題により野ざらしにされているそうです。
今ではほとんどが老朽化による危険のため、廃墟となった後に撤去されたかつての人気スポット。中には、全盛期の場所に足を運んだことがあるという方もいるのではないでしょうか。
以前紹介した廃墟の記事はこちらから:
プレビュー画像:©︎Twitter/bblueslice, ©︎Twitter/7dan