ヘルスケア
熱中症や脱毛予防に|日傘を積極的に使いたい理由
日差しが強く熱い日は、外出時に日傘を利用している人を多く見かけます。
日焼け対策の一つとして、女性が使っているイメージが強い日傘。しかし、最近では日傘は男女年齢問わず、多くの人にとって「命を守るために必要」と言われるようになっています。
「紫外線防止のために日傘を使ってください」とこれまで何度も言ってきましたが、いまは「命を守るために日傘を使ってください!」レベルなんです。命を守るのに年齢も性別も関係ありません。学生だって男性だって恥ずかしがらず使うんです!日傘を笑う人がいたらおじさんが怒りにいくからなー!!!
— みついだいすけ💄日焼け止めの専門家 (@gni_dream) June 27, 2022
日傘がもたらす体感温度の違い
最高気温が35度を超える日が続き、殺人レベルの暑さと言われるようになったここ数年は、熱中症への注意がさかんに呼びかけられるように。そのため、屋内では日中・夜間ともにエアコンによる室温管理、また屋外では、こまめな水分補給により、体温の上昇を抑えるなどといった対応が欠かせません。
/#熱中症警戒アラート 全国運用中‼️
— 健康立県にいがた (@Niigata_kenko) July 2, 2022
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熱中症警戒アラートは、以下の #環境省 熱中症予防情報サイトから
事前に登録すると、LINEやメールにて
情報を受け取ることができます↓https://t.co/OmnNkR4MbW
ぜひご確認ください☺️#健康立県にいがた pic.twitter.com/i1rmf5tEbz
そんな中、日傘は炎天下での体温上昇を抑える有効な手段だと言われています。
マジで暑くて死ぬから、女子も男子も子供からお年寄りまで全員日傘をさしてくれー!!!
— おると🔨🐦整形外科医 (@Ortho_FL) June 30, 2022
日傘あっても大差なくね?と思われがちだが、頭部の体感温度が4~9℃、全身の体感温度が1~2℃低下するとされているぞ!
買うときは遮熱効果のある日傘を選ぶように!
僕ももちろんさしてる!!広まれ!! pic.twitter.com/7XEjf1lM99
おると整形外科医さん(@Ortho_FL)がツイートで紹介したのは、平成31年に環境省が行った、日傘を使った実験結果。実験では、人工太陽の元、帽子・日傘・遮熱効果のある日傘を利用した場合の皮膚温度の違いを測定したもの。
【暑い日は日傘🌞】
— 国立環境研究所 A-PLAT (@APLAT_JP) June 30, 2022
夏の強い日差しをさえぎるだけでも体感温度が5~7℃低下😲しかも遮熱性の高い日傘は、帽子だけよりも効果的なんだとか!お気に入りの日傘で日陰を持ち歩きませんか🌂#熱中症予防の心得https://t.co/aJ835VtwGG
その結果、日傘を利用した場合は、利用しなかった時よりも体感温度が5~7度低くなったそうです。また、日傘によって強い日差しを遮る事で、汗の量にも違いがでてきたという結果も出ているそうです。
men’sも日傘の時代かね〜🌞⛱
— Maki Murakami/村上 真希 (@maki_murakamin) May 22, 2019
《人の熱ストレスの低減効果》
人工気象室(気温30℃、湿度50%)で15分間の歩行運動を2回、男性6名により帽子のみをかぶった場合と日射を99%以上カットする日傘を使った場合との比較を行った結果、汗の量が約17%減ることが分かりました。https://t.co/GdCF5lXMMn pic.twitter.com/jxXR70Lmr6
日傘は抜け毛予防にもなる
日傘は熱中症予防になるだけでなく、頭皮や頭髪を守る役割を果たすと言われています。夏時期、頭部が紫外線に晒されると髪はパサパサ乾燥しますが、紫外線は頭皮に大きな影響を及ぼします。
日傘や帽子で保護せず紫外線が頭皮を直撃すると、発毛のタネとなる幹細胞を減らし、髪を再生させなくする可能性があるのだそう。また、紫外線によって酸化した頭皮の脂は毛根にも作用し、頭皮の気になる臭いや脱毛の原因にもなってしまうのです。
日傘、熱中症の予防になるばかりでなく髪や頭皮を守るのにもよいので男女関係なくさすのが当たり前になって欲しいなって…。命や健康は損なわれたら戻らないものですから…。
— ちらいむ (@chilime) June 28, 2022
そのため、日傘を使うことで紫外線による頭皮ダメージを抑え、気になる抜け毛を予防することができます。
日傘の選び方
遮光・遮熱効果のあるもの
日傘はUVカット加工のしてあるものがほとんどですが、最近では熱をカットする遮光・遮熱加工がされたものが販売されています。太陽の光には紫外線・可視光線・赤外線があり、このうち暑さの原因となる光は主に赤外線と言われています。そのため、遮光率が高ければ、赤外線をさえぎる率も高いということになり、日傘の中を涼しくしてくれます。
3月に買ってからほぼ毎日使ってるUVO(Wpc)の完全遮光日傘。
— m💉💉💉 (@mumichannel) July 2, 2022
軽いし涼しいしほんとに早めに買っといて良かった(楽天はもう売り切れてた🥲)
無地タッセルのベージュを愛用してますが、可愛すぎず上品なデザインがお気に入りデス🐈 pic.twitter.com/DPKEqhLReF
また、遮熱加工をされた日傘は、赤外線を反射させるものを練り込んだ糸を使用した生地を使っているため、涼しくなります。こういった効果の優れた日傘であれば、体感温度マイナス10℃の清涼効果があるとも言われています。
内側が濃色のものを選ぶ
日傘にはさまざまデザインや色のものがありますが、内側が白色や淡色のものは、紫外線を反射させるので、顔に当たらなかった紫外線でも日傘の内側で乱反射して、ガンガン顔に当たってしまいます。また、道路からの照り返しを受けて日傘内がとても暑くなってしまう可能性があります。そのため、内側が黒色のものがおすすめです。
\日傘の内側は黒色がおすすめ/#日傘 の内側が白やシルバーだと
— アースケア公式@敏感肌を簡単にうるおす専門家 (@earthcare_ec) May 24, 2020
・地面からの反射
・チリやホコリなどで散乱
される紫外線が乱反射して、顔に紫外線が集中することも
せっかく日傘をさしていても、シミやシワができる原因に
傘の内側は、黒色がおすすめですよ#アースケア pic.twitter.com/rbpLxNuZ4g
最近では、日傘を利用する男性も増えたことから、ユニセックスなデザインのものやアウトドアブランドが出している日傘もあります。
体の深部体温が40度を超え臓器にも大きなダメージを及ぼし、重症の場合はまれに後遺症が残ることもあると言われている熱中症。この夏は、日傘も取り入れて暑さ対策・熱中症対策をしていたいですね。
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プレビュー画像:©︎Twitter/Ortho_FL
出典:A-PLAT, 育毛研究室, ©︎[email protected]_FL
