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小学2年生向けの算数問題が難問と話題

子供が小学校低学年などまだ小さなうちは、学校で出る宿題や自主学習用に使用している問題集を一緒に確認しながらやっていたという人も多いのではないでしょうか。

そんな中、小学生低学年向けの問題ながら、子供向けにしては難題では?と思うような問題も時には出てきます。

今回紹介するのも、そんな問題に出会ったあるお父さんのエピソードです。

みなさんこちらの問題をご覧ください。

ツイ主である中央大学理工学部数学科准教授の渡邉究さん(@Kiwamu_Watanabe)が紹介したのは、小学2年生用という問題。足し算の問題ですが、計算式では合計の数字を除いては、いちごと柿のイラストだけ。この合計の数字から、いちごと柿に入る数字を導き出さなくてはいけません。

小学2年生向けの算数の筆算の足し算の写真です。
Twitter/Kiwamu_Watanabe

大人の皆さんであれば、いちごと柿をXやYに置き換えて解いたらいいのは?などと思うかもしれません。しかし、渡邉さん曰く、お子さんはまだ足し算と引き算しか習っていない状態とのこと。どうやら使えるのは足し算引き算の2つのテクニックだけのようです。

この問題に、渡邉さんも「大人でも解けない人が結構いるだろうな」とコメントをしています。

このイラストで表された一見難解な算数の問題、ネットでも注目が集まり、色々な回答が寄せられています。そんな中、渡邉さんが足し算と引き算という知識の範囲内で問題を解いた時の考え方がこちらです。

渡邉さんがお子さんと一緒に考えたのは、合計の数字から、足し算を使い逆算をして答えを導き出していくというもの。一の位から順に合計にある数字になるように足し算をしていきます。いちごに入る数字を0〜9と順に入れて足していったところ、当てはまるのが4と分かり、柿に入るのが7という答えを出すことができたのです。

ちなみに、数学の専門家である渡邉さんによると、こちらの問題は、書き換えれば大学受験、または大学1、2年生レベルの数学になるとのこと。

「20a+13b=192 」は、柿をa、いちごをbに見立て、筆算の計算式を書き換えて出てくる式です。10の位は、それぞれ10x a、10x bという表現になります。そうすると、筆算の計算式を(10a+b) + (10b+b) + (10a+b) =192 と書き換えることができ、20a+13b=192 という数式が出てきます。

ぱっと見で考えるとお手上げになってしまいそうな問題ですが、足し算や引き算の知識だけでも答えを出すことができるとは驚きですね。また同時に、少しの書き換えでレベルがぐんと上がるということも考えると、改めて数学の奥深さや数字の面白さが感じられます。

柔軟な考えが必要となる今回の算数の問題、頭の体操になりますね。みなさんもぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてみてください。

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プレビュー画像:©︎Twitter/Kiwamu_Watanabe
出典:©︎[email protected]_Watanabe