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害虫対策

簡単:重曹を使ったゴキブリ対策

春から秋にかけて活動が活発化すると言われるゴキブリ(以下Gと呼ばせていただきます)。
特にGは、気温が25度を超えると繁殖活動が活発となるため、Gは夏に活動範囲を広げ、さまざまなところで目撃されるようになります。

Gが厄介な害虫と言われるのは、見た目のグロさだけでなく、病気のもととなる菌を撒き散らすため。赤痢やサルモネラ菌、ピロリ菌といった病原菌を全身にまとった状態で動き回るGが家に侵入しあちこちを動き回ってしまうと、おそろしい感染症にかかってしまう恐れがあるのです。

このようにまったく歓迎できないGですが、いくら対策をしていても、やってくる時はやってきます。厄介なG対策に、市販の殺虫剤などが便利ですが、家にあるものでGを退治することができるのです。

ナチュラルだけど対G効果のある重曹

キッチンなどの水回りやコンロの油汚れ、また鍋の焦げ付きに下駄箱の嫌な匂い取りなど、家中のあらゆるところで活躍する重曹。しかし、重曹は実はG対策にも効果があると言われています。

重曹は炭酸の原料となりますが、Gは重曹を食べてしまった場合、ガスをゲップやおならで体から抜くことができず、食べ物を食べられなくなったり、ガスで内臓が破裂して死んでしまうそうです。

そのため、Gの出没スポットに重曹を仕掛けておくと、ゴキブリ退治をすることができるのです。さらに、Gに確実に重曹を食べさせるためにおすすめなのが、重曹と砂糖で作る罠です。

Gは雑食性の為、なんでも食べますが、中でも砂糖はGの好物を言われる食材。そのため、重曹と砂糖を1:1で混ぜたお手製の殺虫剤を置いておけば、砂糖のにおいに引き寄せられたGをまんまと罠にはめることができるのです。また、この方法はアリににも効果があるそうです。

そしてもう一つ、重曹を使ったおすすめの方法が、Gの忌避剤です。こちらは、重曹にGの苦手とするハッカ油を混ぜて置いておくことで、Gを寄せつけなくする方法です。しかも重曹には湿気取りの効果もあるため、Gが好む高温多湿な場所に置いておけば、家の湿気も除去できるだけでなく、ハッカ油がGを遠ざけてくれます。(重曹の他にも無水エタノールとハッカ油を使った方法はこちらから)

重曹とハッカ油で忌避剤を作る場合は、重曹大さじ2に対してハッカ油を2〜3滴ほどたらし、お茶パックやココット型容器に入れれば完成です。

重曹で作れるGの殺虫剤と忌避剤。特に重曹と砂糖は、人間やペットにも優しいので、室内で市販の殺虫剤を使うのに抵抗があるという場合にもおすすめです。また、ハッカ油は基本的には人間に害はありませんが、猫にとってはハッカ油は禁忌と言われているため猫を飼っている家では、猫が近寄る場所でのハッカ油の使用はしないようにしてください。

手軽にできるG対策、ぜひ試してみてくださいね。

以前紹介したG対策も併せてご覧ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/izuna1324
出典:西千葉コクーン, 男の家事, マイナビニュース