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きのこは買ったら冷凍したほうがお得な理由
今ではスーパーで1年中購入することができるきのこ類ですが、本来の旬を迎える秋ごろは、さまざまなきのこが美味しい季節です。炒め物、鍋、きのこのスープなど、うまみたっぷりのきのこを使いさまざまな料理を楽しむことができます。
以前、きのこ類は水で洗うとビタミンB群やカリウムなどの栄養成分や風味が逃げてしまうため、水洗いせず濡らしたペーパータオルでふき取る程度がいいと紹介しましたが、今回はきのこのお得な保存方法を紹介します。
きのこのお得な保存法
お得な保存法とは、冷凍保存。まとめ買いや時短のためにきのこ類を購入した際は、冷凍保存は当たり前という方もいらっしゃること思います。でもお得で時短なだけではありません。冷凍すると風味や栄養価がアップしていたのです。
お味噌汁に入れるきのこ類は
冷凍します。
きのこ類は、冷凍するとうまみ・栄養が増すと言われてます? pic.twitter.com/ZqP0ojRTpF— とも?はちみつ屋おかみ (@chiisa67) July 17, 2021
きのこを冷凍することで細胞膜が壊れ、うまみ成分である酵素が働きだしてグアニル酸という成分が新たに生成されます。このほかに元々含まれているうまみ成分のグルタミン酸、アスパラギン酸などのアミノ酸が生のきのこの約3倍に増え、うまみや栄養価のアップにつながるのです。また、香りも同時によくなるのだそう。特にエノキダケに至っては、冷凍すると脂肪を分解してダイエットに有用なキノコキトサンが12倍にアップするとのこと。
エノキタケの効果🍀ビタミンB1で疲労回復効果。ビタミンB2で脂質代謝の促進。ナイアシンで口内炎の緩和・肌荒れ対策。ギャバでストレス軽減効果。食物繊維で腸内改善、便秘予防。冷凍保存や加熱で栄養up。食べ過ぎで消化不良、吐き気、胃もたれ。1日目安最大で150g(約1袋半)☺️ pic.twitter.com/YcyyVcUFI2
— さと愛薬剤師@健康に良いもの探求実践中! (@kurasikaiteki3) August 10, 2021
冷凍保存の方法
冷凍することで、うまみを引き出すことができるきのこですが、使いやすい冷凍方法は以下の通り。
1. 水洗いせず、目立った汚れは濡れたキッチンペーパーで落とします。
2. 石づきを取り除き、しめじや舞茸はほぐして保存します。また、マッシュルームなど肉厚なものはあらかじめスライスしておくと、冷凍後に使いやすくなります。
3. ジップロックなど保存できる容器や袋に入れて冷凍します。(くっつかずパラパラにしたい場合はこちらの記事もご覧ください)冷凍きのこの保存期間は1カ月ほどです。
意外!?
実は、きのこは冷凍した方が栄養が上がるんだとか!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
約1ヶ月も保存可能✨
解凍せず、そのまま加熱OK★
やるっきゃない٩(*´ ꒳ `*)۶♪ pic.twitter.com/ATKScxfBe2— 四季☀ (@ziyuunoshiki) May 29, 2021
うまみがアップに長期保存可能、さらに下処理済で時短にもつながるきのこの冷凍保存。これならスーパーできのこがお得な時にまとめ買いしても大丈夫そうですね。
プレビュー画像:©︎Twitter/chiisa67