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子育て

子供が知らない人に「道を教えて」と言われた時の対処法

子供が大きくなるにつれ、一人で留守番をしたり、ひとりで学童に行く機会が増えてきます。また、夏休み中の今は一人でなくても、子供だけで外出するという機会が増えるのではないでしょうか。

そんな時、近くに保護者や引率の大人がいない子供は犯罪の標的になってしまうことがあり、防犯面でとても心配になりますよね。また、親子で出かけた先でも、元気一杯の子供は少し目を離した隙に、目の届かないところまで移動してしまうことも。

Kid chasing a pigeon

Twitterユーザーで5歳の娘さんがいるというOKAMATIさん(@OKAMATI1)さんは娘さんとのある状況についての会話を紹介。

それは「知らない人に道を聞かれた時の対処法」についてでした。

OKAMATIさんは、「知らない人に話しかけられて連れ去られたらどうしよう」という娘さんの不安に対し、身近な大人である自分や夫の行動を例に挙げ、「『ママやパパなら知らない子にこんなことをするかな?』って考えてね。しないと思ったら逃げたらいい」と説明をしたのです。

娘さんは、一番身近な大人である「ママ」や「パパ」の行動がイメージできる説明に、しっかりと納得している様子です。

さらに、よくある「ママやパパの友達だから」という知り合いを装った手口に対しては、敢えて娘さんに「友達がいない」と伝え、そう言って近づいてくる大人は不審者と警戒するように伝えています。

最後に、OKAMATIさんは逃げ方や助けの求め方についても娘さんにしっかり伝授。逃げる時は、ただ助けてと叫ぶだけでなく、お店に入って自分から助けを求めることの大切さを教えています。

このOKAMATIさんと娘さんの会話には、多くの人からもわかりやすい!と反響が寄せられています。

知らない人について行ってはダメとよく言われますが、まだ色々なことを理解するのが難しい子供は、知らない人についていくことは、ただ漠然と「ダメなこと」として捉えているのではないでしょうか。

しかし、OKAMATIさん親子の会話のように、子供に不審者に警戒する理由をしっかりと納得してもらうことで、より一層子供たちの中にしっかりと防犯意識を芽生えさせることができそうです。

まだしばらく続く夏休み。小さなお子さんがいる家庭では、防犯について、ぜひ話し合ってみてください。

防犯対策については以下の記事も併せてご覧ください。

プレビュー画像: ©︎flickr/Maarten Heerlien

出典:©︎Twitter@OKAMATI1