Lifehacks
子供から「キモい」とか言われたら絶対に言ってはいけない言葉 その理由に深く納得する
子育て。いつの時代も、親たちの頭を真剣に悩ませる、難しい課題ですよね。
やはり親としては常に心穏やかに、理性的に子育てをしたい…そう願っている人は多いのではないでしょうか。
しかし現実はそうもいきません。
どれほど寛容に、優しく接していようとも、子供たちの側から理不尽な態度を取られることがあるためです。
たとえば子供から「キモい」とか「邪魔」とか、そんな言葉を投げかけられたら、さすがに心穏やかではいられませんよね。ついカッとなって、同じように言い返してしまうかもしれません。しかし後で冷静になって考えて、なんであんなことを言い返してしまったんだろうと自己嫌悪に陥ったり…。
そんな風に、子供が明らかに失礼な態度を取ってきた時、親としてどのように接すれば良いのでしょうか?
保育士のきしもとたかひろさん(@1kani1dai)は、「子どもの態度が気に食わなかった時に、僕が気をつけたいこと」というタイトルの漫画をTwitterに投稿し、そんなシーンに遭遇した親たちにヒントを送っています。
実際にその漫画をお読みください!
「子どもの態度が気に食わなかった時に、僕が気をつけたいこと」 pic.twitter.com/beqeIa6TdS
— きしもとたかひろ (@1kani1dai) April 15, 2021
きしもとさんは、このようなケースの対処法を6つのステップに分解して紹介しています。
①傷ついている自分に気づく(感情で怒ったりしてしまわないように)
②何に傷ついたのか分析する
③人格と行動を分離して「自分が」拒否されたのではなく「行動が」要因であることを分析し、傷つかない。
④伝える 傷ついたことは、「傷ついた」という事実を伝える
⑤いつもああじゃないから、ちゃんとその子の「ええとこ」を知っておく
⑥あきらめないで続ける
特に重要なのは、感情的にならないことです。子供が自分に言ってきた失礼な言葉はあくまでも自分の「行動」に対してであり、「自分そのもの」に対するものではないということを理解することで、まず自分が傷つかないようにすることが重要です。
その上で、しっかりと「自分が傷ついた」という事実は伝えましょう。間違っても言い返したり、同じ土俵で闘ってはいけません。
このように、「自分が傷ついた」と相手に伝えることは、アンガーマネジメントの観点から見ても、大変有用だと言われています。
あくまでも自分の感情にフォーカスすることで、相手のことも傷つけることなく、変化を促すことができるからです。
そして何よりも重要なのは、あきらめずに続けることです。そうすることで、「親は自分のことを信じ続けてくれた」といつか、子供はきっと気づいてくれるはずです。
きしもとさんの提言する子育てのコツは、こちらからもお読みいただけます。
