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焼きたての味をもう一度楽しむために覚えておきたいパンの正しい冷凍&解凍方法
パンは焼きたてが一番おいしいもの。でも、たくさん買ってしまったり、食べきれないこともあります。そんなときは、パンのおいしさと食感を長もちさせるため、できるだけ早く冷凍保存しましょう。
焼きたての味をもう一度楽しむために覚えておきたいパンの冷凍&解凍のコツをご紹介します。
1. 冷凍はスライスして?丸ごと?
食パンやバケットはスライスして冷凍したほうが素早く冷凍でき、解凍する際も短時間ですみます。大きなパンを丸ごと冷凍すると凍るまでに時間がかかり、パンの水分が少なくなってしまいます。ですから、小さめのパンはそのまま、大きなパンはできればスライスやカットしてから冷凍しましょう。
2. 密封する
パンを冷凍庫でできるだけ長く保存するには密封するのがコツ。これが冷凍庫の匂い移りやパサツキを防ぐ唯一の方法です。
スライスしたパンは1枚ずつラップかアルミホイルで包み、フリーザーバッグやビニール袋に入れ、空気を抜いてから封をします。プラごみを出したくない人はガラス容器やシリコン製の保存バッグに入れてもいいですね。繰り返し使えるパン用の冷凍保存袋も販売されています。
3. 冷凍した日付を書いておく
パンが正しく包まれていれば、冷凍での保存期間は以下の通りです。
- まるごとのパン:4〜6ヶ月
- スライスされたパン:1〜3ヶ月
- 小さい菓子パン:2~4ヶ月
賞味期限が分かるように、パンには必ず冷凍した日付を記入しましょう。
4. 自然解凍してトースターで軽く焼く
パンを凍ったままトースターに入れると、表面だけ焼けてしまい、中は冷たいまま、ということがあります。そのため、自然解凍してから焼くのがオススメです。キッチンラックやティータオルの上で数時間(大きいものは一晩)、常温で解凍しましょう。
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自然解凍して、そのまま食べることもできますが、200℃のトースターに入れて数分加熱するとパリッとした歯応えが楽しめます。焼く前に霧吹きで水を吹きかけると、外側がパリッと、中はふんわり仕上がります。水の代わりに麦茶を吹きかけるのもオススメです。香ばしい香りまでよみがえりますよ。
急ぐときや、ふわふわした食感を楽しみたいときは、凍ったパンを電子レンジにいれ、500Wで1分ほど加熱しましょう。温めすぎると硬くなってしまうことがあるので、様子を見ながら短い時間ずつ温めるようにしましょう。
パンが余ったときは、ぜひ今回ご紹介した方法で焼き立ての美味しさを長く楽しんでくださいね。
プレビュー画像: ©Pinterest/news.yahoo.com ©flickr/Coffee Danube Still Life Photography
