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ヘルスケア

捨てるのはもったいない|ピーマンのワタと種は栄養いっぱい

独特の苦味がクセになるピーマン。子供の頃は苦手だったけど大人になってから苦味にハマったという人もいるのでは。

ピーマンの肉詰めやチンジャオロースといった肉との相性もいいだけでなく、おひたしや胡麻和えなどピーマンだけでも色々とレパートリーを楽しむことができます。

実は食べられるワタと種

これから旬を迎えますますおいしいピーマンですが、ワタや種ってみなさんどうしていますか?ピーマンを調理する時に捨てることが多いこれらの部分ですが、実は栄養豊富で、体に嬉しい成分がいっぱい。捨ててしまうのはもったいない部分と言われています。

では、ワタや種にはいったいどんな栄養や健康効果が期待できるのでしょうか。

ピーマンのワタや種がもつ栄養と作用

1.ピラジン

ピラジンはピーマンの香りの元になる成分。ワタや種は含有量が果肉部分よりも多く、ピラジンには血液サラサラ効果があることから、血行促進を期待することができるそうです。そのため、女性で冷え性が辛いという方はピーマンの種やワタを積極的にとっていくことがおすすめです。

2. カプシエイト

カプシエイトは唐辛子の辛味成分が変化したもので、辛さは唐辛子の1000分の1ほど、ほとんど辛くありません。しかしこのカプシエイトはカプサイシンと同様の作用持っており、体温アップ体脂肪の燃焼効果などを期待することができます。カプシエイトを摂取することで体を芯から温めるため、免疫力アップ冷え性改善にも役立ちます。また、疲労回復効果もあるため、これからの季節の夏バテ予防にも最適です。

3. カリウム

ピーマンのワタや種部分にはカリウムも沢山含まれています。カリウムというときゅうりやバナナが有名ですが、ピーマンのワタや種にも同様に、体内にある余分な塩分を水分と一緒に排出してくれる働きがあります。そのため、むくみの改善利尿作用もあることから体内の水分循環を促してくれます。

ピーマンは果肉自体にも、ビタミンCや葉酸、鉄分など体に嬉しい成分がいっぱい含まれています。しかもビタミンCは通常熱に弱いですが、ピーマンの場合はビタミンPがビタミンCの吸収を助けてくれるので、加熱調理してもビタミンCが減少しにくいという利点もあります。

ワタや種を一緒に食べれば、いつものピーマンがさらにパワーアップ。食べ方も、いつもピーマンを食べるように、ワタや種を一緒にそのまま調理すればOK。これから旬を迎えますます美味しくなるピーマン。今年はワタや種は捨てずそのまま食べて、体の健康維持にぜひ役立ててください🫑

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プレビュー画像:©︎Pinterest/twitter.com
出典:rassic, 毎日が発見ネット