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家事

夏じまい|扇風機掃除が楽になる3つのコツ

朝夕と涼しくなる日が続き、夏服から秋の衣類へ衣替えの季節とともにやってくるのが、扇風機の片付けです。

夏の間中活躍してくれた扇風機は、よーく見るとホコリや油汚れなどがしっかり付着しているため、洗ってからしまうというのが基本です。サーキュレーター兼用の扇風機の場合も、定期的なお手入れとして夏の終わりの扇風機掃除はおすすめです。

でも扇風機の掃除って、カバーや羽を外したりと大変ですよね。この記事では、扇風機の掃除が時短につながるコツをご紹介します。

扇風機掃除が楽になる3つのコツ

1. 扇風機ガードのほこりや汚れにはスポンジ

扇風機掃除で一番最初に取り掛かるのが、扇風機ガードの掃除。前と後ろのガードのどちらにもしっかりとホコリがついています。このホコリには、掃除機でなくスポンジがおすすめです。スポンジにカッターで細かい切れ込みを入れれば、切れ込みに扇風機ガードがフィットしてホコリを綺麗に取り除くことができます。

2. 羽根についたしつこい油汚れには重曹水

カバーについたホコリを取り除いたら、次は羽根のお掃除。羽根にはホコリの他にもキッチンなどで使用していた場合には油汚れもこびりついていることがあります。時間が経った油汚れはホコリと一緒になって、頑固な汚れになっているため簡単には取れません。中性洗剤やぬるま湯を使って水洗いをしているという人も多いのではないでしょうか。

でも、重曹を水に溶かした重曹水を使えば、アルカリ製の重曹水が酸性の油汚れを中和し汚れを分解、すっきりと落とすことができます。重曹水はスプレーボトルに入れ雑巾にスプレーし、羽を拭き取るか、羽根に吹きかけて汚れを拭きとります。

べったりとしてなかなか取れない油汚れには、アルカリ性がより強いセスキ炭酸ソーダを利用してください。

カバーにも油っぽい汚れがついている場合、羽根と同様に重曹水を含ませた雑巾でカバーを拭くと汚れが落ちます。また、首や台の部分などといった本体全体の汚れも重曹水で拭き取れば簡単に綺麗になります。

3. ホコリを寄せ付けない裏ワザ

カバーや羽根、本体の汚れが落ちたら後はしまうだけ、という手順ですが、ここでひと手間を加えておくと次回のシーズン終わりの扇風機掃除が楽になります。

そのひと手間とは、水で薄めたリンスや柔軟剤を使ってカバーや羽根を拭き取るということ。柔軟剤やコンディショナーやリンスには、静電気を防止するための成分が入っており、仕上げとしてこれらでカバーや羽根を拭いておくと次回使う時にホコリがつきにくく、お掃除が楽になります。

季節の変わり目、夏じまいとしてそろそろ扇風機の片付けや掃除を考えているという人はぜひ今回紹介したコツを試してみてください。

他にも掃除やお洗濯に役立つ情報は以下の記事でも紹介しています。

プレビュー画像:©︎Twitter/Ringonatu
出典:となりのカインズさん