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美容

髪や頭皮への負担を減らす|シャンプーの代替になる4つのアイデア

ドラッグストアなどで買える市販のシャンプーは、防腐剤、香料、界面活性剤、またその他の合成成分などが使われており、成分表示の欄の長さに驚くことがあります。シャンプーに使われている成分によっては、使い続けることで頭皮や髪に悪影響を与える成分もあると言われ、さらには、シリコンやマイクロプラスチック、ホルムアルデヒドは環境にも良くないと言われる成分です。

最近では、ノンシリコン、ホルムアルデヒドフリーといった頭皮や髪に優しい成分のシャンプーも多く販売されるようになりましたが、肌の弱い人や匂いに敏感な人は、できるだけナチュラルなシャンプーを使いたいと思っている人もいるのでは。そこでこの記事では、髪や頭皮に負担をかけない洗髪法をご紹介します。

シャンプーの代替になる4つのアイデア

1. 髪用石鹸

石鹸シャンプーとして最近さまざまな種類が出始めている髪用石鹸。そのメリットは液体シャンプーよりも使われている成分が少ないこと。髪や地肌に優しいだけでなく、パッケージも紙の帯や箱だけなものが多く、環境にも優しい製品です。

handmade soap - castile shampoo bars

2. 石鹸ベースの手作りシャンプー

液体タイプのシャンプーを使いたい場合、身近な材料で石鹸ベースの自家製シャンプーを作ることができます。マイルドな液体石鹸100mlと髪に栄養を与えてくれるココナッツミルク100mlをベースに、エッセンシャルオイル(数滴)やハチミツ(スプーン1杯)など、鎮静作用やケア成分のあるものをプラスしたら完成です。手作りシャンプーの保存期間は、冷蔵で2〜3週間です。

©GettyImages

3.ドライシャンプー

肌に優しいというだけでなく、最近では地震や豪雨などの災害時の防災グッズとして注目されているドライシャンプー。シートタイプや、スプレー、パウダータイプなど市販のものにもさまざまな種類が販売されています。

ドライシャンプーもまた、身近な材料で手作りすることができます。作り方は簡単で、コーンスターチと重曹を2:1の割合で混ぜます。白っぽくならない方がいいという場合は、カカオパウダーを少しプラスします。皮脂が多い人はレモンなどのシトラス系のエッセンシャルオイル、爽快感が欲しい時はミントのオイルなどをプラスしてもOKです。

手作りの粉シャンプーの使い方は、作った粉シャンプーに少しとろっとするくらいの水やぬるま湯を混ぜ、ぬるま湯ですすいだ髪に頭頂部から粉シャンプーをもみ込むよう頭皮全体に広げます。その後、シャワーで洗い流します。

4. 湯シャン

敏感肌の人の中には、シャンプーを使わずにぬるま湯だけで頭皮や髪をすすぐ湯シャンという方法を実践している人もいます。湯シャンをすることで、頭皮の乾燥やフケの防止、湿疹やかゆみ、アトピーによるトラブルの軽減が期待できると言われています。ただ、湯シャンは整髪料が綺麗に落とせないため、整髪料を使う人には不向きです。

市販の液体シャンプーはしっかりとした洗浄力がメリットです。しかし、頭皮が乾燥しているときなどは、必要な油分まで洗い流してしまうこともあるため、そんな時は、今回紹介した方法と組み合わせると良さそうです。

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プレビュー画像:©GettyImages

出典:smarticular