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捨てないで|玉ねぎの皮を利用した便利な掃除法

どんなにこまめに掃除をしていても、シンクやコンロ、炊飯器やお鍋などの調理器具など、毎日使うキッチンはどこかしらが汚れていくもの。綺麗を心がけ、キッチンの掃除に専用洗剤や重曹、クエン酸などを常備しているという人も多いと思います。

以前、ちえとくでは、コーヒーカスや使用済みの麦茶パックを使って、洗剤を使わなくても、それらの自然の洗浄力を利用して洗剤の代用にできることを紹介しました。

今回は、普段捨てているある生ゴミを掃除に活用する方法を紹介いたします。その生ゴミとは、玉ねぎの皮

玉ねぎの皮を使って、お鍋やステンレス製のボールについてしまったしつこい焦げを落とすことができるというのです。

それでは、その方法を詳しく説明していきます。

<玉ねぎの皮を使った掃除法>

準備するもの:
– たまねぎの皮 小さな鍋なら玉ねぎ1〜2個分でOK。
– 焦げついた鍋

方法:
①焦げがついた鍋に水と玉ねぎの皮を入れて5分ほど煮ます。沸騰中に鍋の中をかき回すと焦げが浮きやすくなります。焦げの範囲が広い場合は、15分ほど煮出すようにしてください。

②あとは煮汁を染み込ませたスポンジで軽く洗います。(煮汁は十分に冷ましてから使ってください)

この方法なら研磨剤の入った洗剤で磨く必要もなく、簡単に焦げを落とすことができます。また、重曹やお酢などで落ちなかった焦げ付きにも有効だそうです。

これは、玉ねぎに含まれる硫化アリルケルセチンという成分が水に溶け出したため。血液をサラサラにすると言われるこの成分ですが皮にもたっぷりと含まれています。この2つを煮出すことで成分がお湯に溶けだし、鍋についた油や焦げ付きを浮かせてくれるのです。

また、焦げ付いた鍋だけでなく炊飯器の汚れなど水洗いができない箇所に、この煮出し汁をキッチンペーパーや布巾に含ませたパックをするときれいに汚れが落ちるそうです。

洗剤を使うよりも手に優しく、そしてエコ。何よりも普段捨てていたものが掃除に役立つというのでとても便利です。どうしても焦げがとれなかったというお鍋がある場合はぜひ試してみてください。

普段捨ててしまうものを活用する便利ワザの記事は以下でも紹介しています。

プレビュー画像:©︎Pinterest/IsamuHonda

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