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その他の豆知識

台風接近時バス停看板が倒れていても直さないで その理由は…

その規模からこれまでで最強クラスといわれた台風14号。日本列島を直撃し、各地に被害をもたらしました。

敬老の日を含めた3連休、台風による強風、浸水対策などをされたという方も多いのではないでしょうか。

街で見かける倒れたバス停看板

台風への注意喚起が呼びかけられる中、街中でこのような光景を見かけたことがないでしょうか。

Twitter/kasobus

横になって倒れているバス停看板。台風の影響による強風で倒れてしまったのでしょうか、それとも誰かのイタズラで倒されてしまったのでしょうか。

この横たわるバス停について、ツイッターユーザーのManabu INOUEさん(@kasobus)の投稿が話題になっています。

それがこちらです。

実はこれ、台風で倒れる危険をあらかじめ想定し、安全対策として前もって倒されたものだったのです。

しかしツイートにあるように、バス停看板が倒れいてることでバス会社に問い合わせの連絡が数多く入り対応に追われてしまっているとのこと。連絡は、バス停が倒れているという苦情から、直しておきましたというものまでさまざまなのだそう。

ツイ主のManabu INOUEさんによると、会社によっては貼り紙をして敢えて倒している旨を伝えてはいるものの、見落とされてしまい連絡が入ったり、元に戻されてしまうというケースもあるそうす。

電話での問い合わせ対応も大変ですが、倒しておいたバス停が元に戻されてしまうと、台風によって飛ばされる危険が伴う上に、再度バス会社の誰かがバス停を倒しに行かなくてはなりません。

Manabu INOUEさんは、これを機会に台風接近時にバス停はあらかじめバス会社が危険を回避するために敢えて倒しているということをみなさんに知ってほしいと呼びかけています。

ネットの反応

この投稿には、バス会社の意図をこれまで知らなかったという声や、あやうく善意の悪魔になるところだったなど、多数の反響が寄せられています。

9月から10月にかけては台風が多いシーズンです。台風の被害を少しでも減らすためにも、この習慣がもっと認知されていくといいですね。

最後に、今回の台風により被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

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プレビュー画像:©︎Twitter/kasobus
出典:©︎Twitter@kasobus