その他の豆知識
台風接近時バス停看板が倒れていても直さないで その理由は…
その規模からこれまでで最強クラスといわれた台風14号。日本列島を直撃し、各地に被害をもたらしました。
【新築】台風14号、45メートルの牛舎屋根吹き飛ばす 熊本・阿蘇で突風かhttps://t.co/rb9Q4s0MHj
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 20, 2022
ゴォーという音がした直後、長さ約45メートルの屋根がめくれあがるように吹き飛ばされた。舞い上がった屋根は、空中で三つにちぎれて別の牛舎などの上に散乱したという。 pic.twitter.com/CJuH71dpgh
敬老の日を含めた3連休、台風による強風、浸水対策などをされたという方も多いのではないでしょうか。
街で見かける倒れたバス停看板
台風への注意喚起が呼びかけられる中、街中でこのような光景を見かけたことがないでしょうか。

横になって倒れているバス停看板。台風の影響による強風で倒れてしまったのでしょうか、それとも誰かのイタズラで倒されてしまったのでしょうか。
この横たわるバス停について、ツイッターユーザーのManabu INOUEさん(@kasobus)の投稿が話題になっています。
それがこちらです。
これ、もっと知られるといいかも
— Manabu INOUE (@kasobus) September 19, 2022
台風が近づいてるので前もって倒されたバス停
「大風でバス停が倒れてる」という苦情から、「バス停が倒れてたので直しときました」という善意の悪魔からの電話対応がハンパないとバス事業者さんから伺ったので pic.twitter.com/oGgZs8xqg3
実はこれ、台風で倒れる危険をあらかじめ想定し、安全対策として前もって倒されたものだったのです。
しかしツイートにあるように、バス停看板が倒れいてることでバス会社に問い合わせの連絡が数多く入り対応に追われてしまっているとのこと。連絡は、バス停が倒れているという苦情から、直しておきましたというものまでさまざまなのだそう。
ツイ主のManabu INOUEさんによると、会社によっては貼り紙をして敢えて倒している旨を伝えてはいるものの、見落とされてしまい連絡が入ったり、元に戻されてしまうというケースもあるそうす。
おっしゃる通り、京阪バスさんはその旨を書いた紙を貼られてました😊
— Manabu INOUE (@kasobus) September 19, 2022
限られた時間でバス停を倒していくのも大変な作業なのに、それぞれに貼り紙もしないとならないのは‥🥲 pic.twitter.com/wGLs3ulm6e
電話での問い合わせ対応も大変ですが、倒しておいたバス停が元に戻されてしまうと、台風によって飛ばされる危険が伴う上に、再度バス会社の誰かがバス停を倒しに行かなくてはなりません。
Manabu INOUEさんは、これを機会に台風接近時にバス停はあらかじめバス会社が危険を回避するために敢えて倒しているということをみなさんに知ってほしいと呼びかけています。
多くの方々が御懸念されますが、”台風接近にともないバス停を倒している”旨、掲示されているのでご安心ください
— Manabu INOUE (@kasobus) September 19, 2022
でも、貼り紙しているのに元に戻されているバス停もあるからバス会社さんは大変なのです
どうか、バス停をあらかじめ倒しておく習慣、認知が広がると嬉しく思います pic.twitter.com/9CB3Alm2E4
ネットの反応
この投稿には、バス会社の意図をこれまで知らなかったという声や、あやうく善意の悪魔になるところだったなど、多数の反響が寄せられています。
わざわざ書いてあって、ご丁寧やなと思ってたんですが、そういうことやったんですね pic.twitter.com/YFl4FtF1zF
— John (@nkjtmmt) September 19, 2022
さっき通りかかり、善意の悪魔になりそうになりました。
— 路面電車好き (@BEEYAN19s_carps) September 19, 2022
FF外、大変失礼しました。 pic.twitter.com/g3VQSEEyOH
ウチの近くのバス停も寝てました。
— maroon👒 (@maroon6354) September 19, 2022
「まだ強風は吹いていないので何故倒れる?」と思ってました。台風対策なんですね。
そう言えば何か張り紙が有りました。
善意の悪魔が耳打ちしましたが、当方は非力なのでスルーしました。
こういう常識はもっと広げられるべきだよね。知らない人が沢山居ることに気が付くのが難しいけれども。 https://t.co/V9oVvkAbvJ
— りったった (@RittattaD) September 19, 2022
9月から10月にかけては台風が多いシーズンです。台風の被害を少しでも減らすためにも、この習慣がもっと認知されていくといいですね。
最後に、今回の台風により被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
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プレビュー画像:©︎Twitter/kasobus
出典:©︎Twitter@kasobus
